2001年、当時『シュリ』が持っていた動員記録を塗り替え、韓国で社会現象を巻き起こした青春ノワールの伝説的名作『友へ チング』から12年。オリジナルと同じクァク・キョンテク監督によって映画化された待望の続編『チング 永遠の絆』が9月6日(土)より公開致します(配給:東京テアトル、日活)

本作は、ノスタルジック・ノワールとも形容された前作のテイストを継承しつつ、三世代に渡る裏社会の男たちの生き様を、より激しく、より切なく描出。ハードなアクション・シーンを随所に散りばめながら、前作では明かされなかったドンスの死をめぐる真相と共に、絆と宿命のドラマが展開されます。韓国では昨年11月に公開し、R指定作品中史上最速で観客動員100万人を突破するという新記録を樹立しました。

公開に先立ち、各分野で濃い活躍を見せる著名人から応援コメントが届きました!本作予告編のナレーションも務めた俳優・遠藤憲一さんは「彼らの魂をそっと包みこんであげたくなる」「あまりにもせつない」と男たちの絆にむせび泣き。漫画「クローズ」シリーズで不良少年たちの友情を描き、著名人にもファンが多いことで知られる漫画家の高橋ヒロシさんからは「狼は生きろ!豚は死ね!」と最高級の賛辞が!また、「闇金ウシジマくん」で一躍有名になった漫画家 真鍋昌平さんは「男が男らしく生きるためには命懸け。」「魂が震える」と韓国ノワールにドップリ。ほか、作家の岩井志麻子さん、「HERO」に出演中の俳優 田中要次さん、深水元基さんらから熱烈な応援コメントが届いています。

更に8月9日(土)より、高橋ヒロシさんと遠藤憲一さんの応援コメントを全面に打ち出した劇場バナーがヒューマントラストシネマ渋谷にて掲示されます。

【コメント】
■運命から逃れようともせず、男たちはその道を歩く。
物語が終わるころには、彼らの魂をそっと包みこんであげたくなる。 その絆が、あまりにもせつないから。 
—遠藤憲一さん(俳優)
■このような衝撃的かつ刺激的な韓国映画は、とにかく匂う。いや、臭うと書いてもいいだろう。それはきっと賛辞になるから。血が臭い演技が臭い存在感が臭い男のフェロモンが臭い立つ。鼻も心も麻痺してくる 
—岩井志麻子さん(作家)
■狼は生きろ!豚は死ね!
これはそんな狼達の物語だ。 宿命に導かれるように出会う、深い傷を持つ狼と全てに飢える若き狼
その激しさに熱くなり、そのせつなさに涙する!シビレました。 —高橋ヒロシ(漫画家『クローズ』『WORST』)
■『ヤクザは挨拶代りに飯を食っか?と言う』
『ほとんどが貧しく腹を空かしてるから』
自分の弱さ、他人の弱さを心得
男が男らしく生きるためには命懸け。
引くに引けない男の生き様に
魂が震える —真鍋昌平(漫画家『闇金ウシジマくん』)
■後悔の繰り返し‥。男はそうやって強くなる。キム・ウビンのあの目がすべてを物語ってるよ。 —深水元基(俳優)
■静寂なる狂気に目を伏せる暇はない。
その衝撃はきっと何度か見返したくなるだろう。
そして最後には見えない刃が突き刺さる。
皮肉な運命が与えた、余りにも辛く切ない絆に… —田中要次(俳優)
■私が韓国に興味を持つキッカケとなったこの映画の続編が、その真実が…。あまりにも衝撃的で切なくて冷たい刃物でえぐられるようでした。でも作品を見た後に流れた涙は、とてもあたたかいものでした。 —茜ゆりか(タレント)
■失われた友情の絆を取り戻そうとする姿がたまらなく切なく、そして眩しい。
別々の道を歩み疎遠になってしまった幼なじみに、久しぶりに連絡を取ってみたくなりました。—桑畑優香 (ライター・翻訳家)
■父から受け継いだ、哀しい絆。新たな抗争を予感させるラストは、あまりにも切なくて、痛い。
新星キム・ウビンの力強いまなざしと存在感に、視線を奪われます。 —都与野かおる(ライター)

【劇場バナー】
親友の殺害に関わったヤクザ・ジュンソク(ユ・オソン)、ジュンソクを慕い、父子のような絆を結ぶソンフン(キム・ウビン)、組織を創りあげたジュンソクの実父・チョルジュ(チュ・ジンモ)。韓国裏社会に生きる三世代の男たちが並ぶビジュアル。
信頼、裏切り、因縁、金、絆…。「殺られる前に殺れ!」という惹句が、血で血を争う熾烈な宿命を暗示させる。
?橋ヒロシさんによる応援コメントはまず「狼は生きろ!豚は死ね!」と男の絆の熱さに焦点を当てる。しかし、男の絆の果てには別れがつきもの。鑑賞後の“切なさ”を大切にしつつ、「シビレました」と〆る。
また、俳優の遠藤憲一さんは、非常な運命に真正面から立ち向かう男たちの生き方に惚れ込み、優しい眼差しのコメントを寄せた。「魂をそっと包み込んであげたくなる」「あまりに切ない」とむせび泣く。

8月9日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷にて掲示開始!

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa