お世話になります。第67回カンヌ国際映画祭オープニング作品、ニコール・キッドマン主演の『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』が10月18日(土)TOHOシネマズ有楽座ほか全国公開いたします。

解禁された予告編では、ニコール・キッドマン演じるオスカー女優のグレース・ケリーが、監督・脚本を手掛け、モナコ公国最大の危機を救うために挑んだ一世一代の大芝居に挑むさまが映し出され、壮麗でエレガントさがありながらサスペンスとして引き込まれる!グレースが人気絶頂でハリウッドを去った6年後、国家存亡の危機で頭を抱える夫のレーニエ公と激しく口論。「たかが女優のくせに」と国民からも不満が高まり、居場所をなくしていた。そんな中、「モナコ唯一の武器」と言われたグレースは、自らモナコを救う“脚本”を書き上げる。外交儀礼からフランス語、話し方や微笑み方まで、厳しい訓練を受けて完璧な公妃の“役作り”をし、世界各国の指導者を招いた舞台を用意。そこでグレースは、国を救うため、愛する家族を守るため、そして宮殿生活で見失っていた自分を取り戻すための“一世一代の大芝居”を演じきろうとしていた。果たして、“監督”グレースが用意した、運命を握るスピーチとは?決死の覚悟で世界を動かした公妃の知られざる感動の物語が、今、ベールを脱ぐ!

ニコール・キッドマン、5か月に渡る役作りでグレース・ケリーを甦らせる!当時の宮殿から衣装まで再現!

グレース・ケリーに扮するのは、『めぐりあう時間たち』でアカデミー賞を獲得したニコール・キッドマン。伝説のクール・ビューティを甦らせるのは、彼女しかいないと誰もが認める抜擢に見事に応え、美しさと気高さだけでない生身のグレースを演じ切った。ニコールはグレースを演じる上で撮影5か月前から役作りに挑んだ。グレースについての大量の映像や資料を読み、彼女独特の身の振る舞いや訛り、話し方を習得すべく、リサーチを重ねた。また、宮殿からドレスやジュエリーまで完璧に再現!衣装は、クリスチャン・ディオールの協力のもと、グレースが愛したデザイナー、マルク・ボアンが彼女のためにデザインしたドレスが再現されるなど名だたるデザイナーたちの協力が実現。カルティエがモナコ公国の同意のもとに、レーニエがグレースに贈った婚約指輪、3連ネックレスやティアラなどの精巧なレプリカを制作した。
さらに、グレースを取り巻く華麗なフィクサーを演じるために、国際色豊かな実力派俳優が集まった。レーニエには『海の上のピアニスト』のティム・ロス、神父には『フロスト×ニクソン』でアカデミー賞®にノミネートされたフランク・ランジェラ、カラスにはスペインを代表する女優のパス・ベガ。その他、ド・ゴール、レーニエの姉アントワネットとその夫ジャン=シャルルなど、歴史を動かした人物が次々と登場し、サスペンスを盛り上げる。

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執筆者

Yasuhiro Togawa