台湾映画界の大ヒットメーカー
チェン・ユーシュン監督、16年ぶりの待望新作!!

『熱帯魚』(95)『ラブゴーゴー』(97)で世界に衝撃を放った台湾映画界のヒットメーカー チェン・ユーシュン監督が、実に16年ぶりの長編で復活!! 今人気沸騰中の美食の街・台南を舞台に独創的な世界観で描くのは、”人々を幸せにする究極の料理“を巡って、個性的で愛すべき登場人物たちが繰り広げる幸福な大喜劇。 見た目も美しく、食べたくなること必至の絶品料理の数々がスクリーンを鮮やかに彩る!!

総舗師(ツォンポーサイ)とは?

台湾伝統の美食文化といえば、辦桌(バンド)と呼ばれる屋外宴会。辦桌の由来は、台湾人の「もてなし好き」からきていると言われ、結婚式などのお祝いごとがあると、青空の下でいくつもの円卓を並べ、ゲストを招いて盛大な宴会を開きます。この辦桌でメニューと調理を取り仕切るのが総舗師(ツォンポーサイ)。辦桌では、総舗師は調理器具のみを持参し、与えられた食材と宴会のテーマに合わせてその場でメニューを考え調理し、料理を提供します。 ゲストとホストの両方を満足させることができれば、その総舗師は尊敬を勝ち得て、伝説の料理人の称号を手にします。

特報::http://youtu.be/kFEfZFdDY2s

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執筆者

Yasuhiro Togawa