1967年にモンキー・パンチ氏が世に送りだした『ルパン三世』(週刊漫画アクション創刊号で連載開始)。
ハードボイルドかつコミカルな大泥棒が活躍する本作は、当時の漫画の概念を覆し、少年少女向けでも成人向けでもない「青年漫画」という新たなジャンルを切り開いた。1971年には緑ジャケットで活躍するルパン三世を描いたテレビアニメ1stシリーズがスタートし、続いて赤ジャケットの2ndシリーズ(1977年〜)がスタート。
瞬く間に幅広い層の人気を獲得し、この2ndシリーズ第67話において歴代最高視聴率30.4%を獲得。
そしてピンクジャケットの3rdシリーズ(PARTⅢ・1984年〜)に加え、さらに数々のテレビスペシャル、劇場版の公開と、40年以上愛され続けてきた国民的キャラクターが満を持して超級エンタメ実写大作として遂に始動!

今回描かれる『ルパン三世』ではルパン、次元、五ェ門、峰不二子、そして銭形警部とお馴染みの面々の出会い、そして強大な敵を向こうに回して、いかにして無敵のルパンチームが結成されたのかが描かれる。
軽妙にして洒脱、原作やアニメに見るルパン三世の魅力と世界観はそのままに、実写ならではの超絶アクションシーンをプラス、これまで誰も見たことのない実写版『ルパン三世』として新たなる伝説が幕を明ける。

そしてなんと、世界を股にかける大泥棒「ルパン三世」と、誰もが一度は見たことのある「映画泥棒」が奇跡のコラボ!
2007年8月30日の映画の盗撮の防止に関する法律施行2か月前の6月30日より、「映画館に行こう!」実行委員会の「映画盗撮防止キャンペーン」啓発CMとして上映開始された「NO MORE 映画泥棒」。
映画の盗撮を行っている男が逮捕されるというパントマイムと共に、ナレーションで劇場内での映画の撮影・録音が犯罪であることを啓発しており、2010年3月からはダウンロード違法化にあわせた第2バージョン、2012年11月からは「違法ダウンロード刑事罰化」に合わせた第3バージョンに切り替わっている。
 
そしてこの度8月30日(土)公開『ルパン三世』の公開に合わせて、『ルパン三世』×『映画泥棒』のスペシャルバージョンが公開!
 
今回の特別コラボバージョンの「映画泥棒」は、通称「映画泥棒」であるカメラ男が劇場内でキレキレのダンスを披露しながら逃げ回る。しかしよくみると衣裳はカメラ男のそれではなく、赤いジャケットに黄色いネクタイ。ところが逃げるのもあきらめたのか、「やれやれ」とポーズをとると突然カメラマスクを脱ぐ。
するとそれは小栗旬扮する「ルパン三世」!
 「さすがの俺もこいつは盗めねぇ。」とうそぶくルパン三世。そこに「ルパァン!動くな!」と浅野忠信演じる銭形の声が!
 「ルパン三世」の世界観はそのままに絶妙に「映画泥棒」とコラボ!
このような形で「映画泥棒」とコラボしてマナーCMがつくられるのは史上初。
本マナーCMは8月30日に公開される実写版「ルパン三世」にご来場いただいた方のみがご覧いただけます。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=52016

執筆者

Yasuhiro Togawa