『TOKYO TRIBE』北米最大のトロント国際映画祭でインターナショナル・プレミア! 園子温監督『希望の国』『地獄でなぜ悪い』につづき、3年連続受賞の快挙なるか!? 世界初のバトル・ラップ・ミュージカルは、世界でどう評価されるのか!?

トロント国際映画祭は、米アカデミー賞の前哨戦といわれ世界から注目される北米最大の映画祭。 最近では、トロント映画祭でワールドプレミア上映を行う作品も多く、開催時期が近いベネチア 国際映画祭より重要視され、世界各国のメディアや映画関係者が集まる。同映画祭は、1976年に創設されたノン・コンペティションの映画祭で「映画祭のなかの映画祭」と呼ばれ、主な賞として、審査員が決めるコンペ形式ではなく、映画祭に参加し上映作品を鑑賞した観客の投票によって決 まる『観客賞(ピープルズ・チョイス・アワード)』がある。トロント国際映画祭のミッドナイト・マッドネス部門は、その中でも<世界でもっとも熱い映画ファンが集う>といわれる部門。 昨年2013年、園子温監督の『地獄でなぜ悪い』が同部門で、観客賞を受賞。園子温監督は2012年度も『希望の国』にてトロント国際映画祭の併設賞のひとつNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞し、今年『TOKYO TRIBE』が賞を受賞すると3年連続トロント国際映画祭での受賞という快挙に!!世界初のバトル・ラップ・ミュージカルの本作が、どんな評価をうけるのか!?TOKYO TRIBE旋風が、世界を席巻する!!なお、映画祭には、園子温監督が参加予定です。

第39回トロント国際映画祭【ミッドナイト・マッドネス部門】オープニング上映
■オープニング上映日時:9月4日23時59分(現地日程)
■会場:Ryerson Theatre

【園子温監督(52)コメント】
熱狂的な映画ファンが集まる部門のオープニングで上映されるのは純粋に嬉しいです。
この作品は、エンターテイメントに徹しました。この間、この作品にも出演している俳優の北村昭博君(LA在住、代表作『ムカデ人間』等)から、LAのバーで、黒人のヒップホッパーたちが「日本でラップミュージカル映画が作られたらしい。日本に先を越されたなんてくやしい」と話していたと聞きました。トロントには海外から参加する人も多いので、どんな反応がかえってくるのか非常に楽しみです。

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa