昨年スマッシュヒットした「建築学概論」「あの頃、君を追いかけた」に続く、アジア発の良質な「初恋」ムービー、第3弾のご紹介です。「少林サッカー」「レッドクリフ」で、国際的な美人女優として活躍する、ヴィッキー・チャオがはじめてメガホンを取った作品。それは大改革に揺れ新しい価値観と古い価値観が混在する90年代の中国を舞台に、青春を謳歌する主人公たちの淡く切ない初恋をノスタルジックに描いた青春グラフィティ。ゲームやTVドラマやアダルトビデオ、そして音楽でも「北国の春」や「紅日」(こうじつ:大事MANブラザーズ“それが大事”の広東語カバー曲)など、日本文化の影響も多く描かれ、懐かしくも胸の疼くようなホロ苦さと温かさに満ちたストーリーは、世代を超え観客を惹きつける。300万ダウンロードを記録した同名の人気ネット小説をもとに映画化され、本国では115億の興行成績を上げ、数々の映画賞も獲得。日本でも、第26回「東京国際映画祭」 ワールド・フォーカス部門に正式出品され、監督の来日プロモーションもあり、注目された話題作!また、心に染み入る主題歌「To Youth」を歌うのは、監督ヴィッキー・チャオの友人でもあるアジアの歌姫、フェイ・ウォン。

予告編::http://youtu.be/eG9GNXjWr_A

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=52645

執筆者

Yasuhiro Togawa