1954年の誕生から60年。日本が世界に誇る“キング・オブ・モンスター”「ゴジラ」が、ハリウッドの超一流スタッフ・キャストによってよみがえりました。5月16日より世界各国で公開された『GODZILLA ゴジラ』は、公開3日間で北米の興行収入が約95億円、全世界での公開週末興行収入が累計約200億円という大ヒットを記録しました。さらに世界62の国と地域で公開週末ランキングNo.1を達成。すでに世界興収累計が約500億円に到達しました。

そしていよいよ今週末25日(金)に、待望の日本で、『GODZILLA ゴジラ』が公開となります。
映画公開を間近に、東京の至る所にゴジラが出現しております。

1.定番は、日比谷シャンテ前・合歓の広場に立つゴジラ像。高さ2.2m(台座含む)の銅像は、ゴジラ生誕40周年を記念して、1954年公開の初代ゴジラを模して造られました。台座には1作目のラストで語られる「このゴジラが最後の一匹だとは思えない。」という印象的なセリフが刻まれています。また広場では、1作目主演の宝田明ほか、日本の映画スターや、トム・クルーズ、ジャッキー・チェンらの手形を見る事ができます。

2.先日落成式が行われた、砧・東宝スタジオのゴジラの壁画。スタジオの新たなシンボル・高さ11mのゴジラの壁画は、『ゴジラvsスペースゴジラ』(1994年)のゴジラをモデルに、画家・塙雅夫氏の手により約3ヶ月かけて描かれました。

3.渋谷・ヒカリエで7月29日(火)まで開催されているゴジラ関連展示会「G博 ゴジラ東京に現る」では、1億5000万円の純金ゴジラ像(田中貴金属ジュエリー製)が展示されています。約15kgの純金を使用して作られた高さ24cmの像は、『ゴジラvsビオランテ』(1989年)のゴジラをモデルにしています。

4.渋谷駅ハチ公口、公園通り下の丸井JAM館壁面には、「20世紀少年」などで知られる漫画家・浦沢直樹氏が描いたゴジラの、高さ15.7mの大バナーが、7月29日(火)まで掲出されています。

5.六本木・東京ミッドタウンの芝生広場には、高さ6.6mのゴジラのオブジェが、8月31日(日)まで展示されます。体長355フィート(108m)、シリーズ史上最大と言われるハリウッド版ゴジラ(2014年)の上半身を、7分の1スケールで再現。夜は23時までライトアップを実施しています。

6.六本木ヒルズ・メトロハットの内周には、「GODZILLA×北島康介 雄叫びコラボレーションビジュアル」が、7月27日(日)まで掲出されています。「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」の開催を記念して、雄叫びがトレードマークの両者のコラボが実現しました。

7.六本木の映画館・TOHOシネマズ 六本木ヒルズに、7月25日(金)から7月30日(水)まで、高さ2mのゴジラの立像が展示されます。7月10日(木)に行われた『GODZILLA ゴジラ』ジャパンプレミアのレッドカーペットで、数々のゲストをお迎えしたゴジラです。その後は、7月31日(木)から8月31日(日)まで、汐留・日本テレビで開催される「汐博2014」で展示されます。

8.「ゴジラ」の聖地と言われる日劇(現・TOHOシネマズ 日劇)が入る有楽町マリオン・晴海通り側壁面には、いよいよ公開となる『GODZILLA ゴジラ』の巨大看板(高さ20m)が、8月17日(木)まで掲出されています。夜にはライトアップされたゴジラが浮かび上がります。

この機会にぜひ、映画公開にあわせて東京中に現れた数々のゴジラを巡ってみて下さい。

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執筆者

Yasuhiro Togawa