日本で劇場公開されなかったベネディクト・カンバーバッチ幻の最新作。アメリカ政府をはじめ世界中の様々な情報機関にダメージを与えていった内部告発ウェブサイト“ウィキリークス”。その創設者ジュリアン・アサンジの実話に基づいた話題のサスペンス作品『フィフス・エステート:世界から狙われた男』日本版予告編がついに解禁!

 Appleのスティーブ・ジョブズ、Facebookのマーク・ザッカーバーグらと並ぶネット界に激震を走らせた内部告発サイト“ウィキリークス”創設者のジュリアン・アサンジ。彼が生み出した“ウィキリークス”は巨大企業の隠ぺい資料や国家の機密文書など、世界的な新聞社やTV局を上回る数々の秘密情報を次々とリーク、一国の政府をも転覆させる力をもっており、ペンタゴンや主要国家機関から脅威となっていた…。

 本作は、ジュリアン・アサンジと彼の魅力に囚われていった仲間たちが自らの危険を冒しながらも“リーク”
という武器のみで国家権力の不正に立ち向かう姿をスリリングに描きだしている。主人公ジュリアン・アサンジを演じるのは、日本でも人気沸騰中の英国俳優ベネディクト・カンバーバッチ、アサンジの容姿から言動に至る細部まで研究された彼の新境地ともいえる迫真の演技は必見。またアサンジの同志、ダニエル・ベルク役を映画「ラッシュ」でゴールデングローブ賞などでノミネートされた実力派俳優、ダニエル・ブリュールが務めている。また、敵対する国務省の事務官として映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」でファルコンを演じたアンソニー・マッキー、英ガーディアン紙の記者として「ハリー・ポッター」シリーズでお馴染みのデヴィッド・シューリスが登場、脇を固める演技派俳優にも注目だ。

今回解禁された予告編では、“ウィキリークス”によって暴かれる隠ぺい事実によって、救われ歓喜し、賛同する人々の様子と、その一方で機密で守られていた何百万人もの情報提供者の命が危険にさらされるという恐ろしい事態を引き起こす。一部、国民やマスコミは擁護するも、国家からは脅威として狙われてしまうアサンジとその同志たち。果たして彼の行動は、正義のジャーナリズムか?史上最悪の情報テロか?そして真実とは何か?

日本版予告編::http://youtu.be/IGDWGwj-NEU

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執筆者

Yasuhiro Togawa