ディズニー史上最大にして禁断の秘密が、ついに日本解禁。
ディズニー・クラシック・アニメーションの金字塔として、半世紀以上も世界中で愛され続けている「眠れる森の美女」—。その「眠れる森の美女」に隠されていた“禁断の呪い”が生んだ究極の愛を描いた『マレフィセント』が公開2週目を迎えた。7月12日(土)・13日(日)の週末2日間で興行収入6億455万円/434,129人を動員し、先週比から85%以上の脅威のホールドを記録。トータルの興行収入でも公開9日間で19億6,585万円、動員1,452,351人を記録し、わずか7日間で動員100万人の大台を突破した。※公開8日間で興行収入15億円を突破。

日本列島に猛威を振るった台風8号が過ぎ去り、猛暑日が続いた週末、全国の劇場では2週目を迎えた状況でも満席の回が続出した。映画『マレフィセント』の大ヒットを牽引してるのは、初日から変わらぬ客層の広さで、普段劇場に足を運ばない女子中高生なども多く見受けられた。また、主人公のマレフィセントがアンジーと重なる事もあり、女性マストシームービーになっているが、ディズニーの「眠れる森の美女」の新たな物語というだけあってファミリー層まで広がっている。

本作は特に日本語版の興行が好調で、先週末は興行収入6.9億に対して、字幕47%/吹替53%を記録した。さらに、今週末では興行収入にたいして、字幕45%/吹替55%を記録し、さらにファミリー層の動員が強くなってる事が物語っていた。各劇場では、“マレフィセント”の決め台詞である「ウェル、ウェル!!(Well,well)」を口ずさむ子供や若者まで見受けられた。

 今週7月17日(木)には映画『マレフィセント』公開記念「眠れる森の美女」絵画コンクールの表彰式も予定しており、各メディアでの紹介も予定。ますます本作の社会現象化が進む中、子供の来場が多くなる夏休みも好調な興行が予想される。
映画「マレフィセント」は2012年に公開した『レ・ミゼラブル』以来、初めて洋画実写作品で50億を超える興行となる見込みである。

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執筆者

Yasuhiro Togawa