このたび、主演の市川海老蔵自らが企画に参加し、柴咲コウ、伊藤英明ら人気と実力を兼ね備えた役者と鬼才・三池崇史がタッグを組み、ジャパニーズホラーの原点「四谷怪談」をモチーフに、新しい【恐怖の傑作】映画『喰女−クイメ−』(8月23日全国公開)を創り上げた。

舞台「真四谷怪談」を演じる役者たちの間に起こる“現実世界”と“舞台上の世界”がオーバーラップする世界を描く本作。伊藤英明は、盲目の按摩で、武士である伊右衛門(市川海老蔵)にコンプレックスを抱く宅悦を怪演する俳優鈴木順役を演じている。

今回、劇中の舞台上で演じた宅悦のビジュアルが解禁となった。「海猿」シリーズでは海上保安官役を、『悪の経典』ではサイコ教師役を、先日公開した『WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜』では林業の天才役と、様々なキャラクターを巧みに演じてきた伊藤だが本作では、初めて坊主頭のメイクを施し、盲目の宅悦役に挑戦した。何度も三池組に参加している伊藤は、敢えて事前に役作りはせず現場で役を作り上げていく三池スタイルで撮影に挑んだ。スクリーンで今までに見たことのない伊藤英明に注目してほしい。

◆伊藤英明 コメント
今回は他の組では絶対呼ばれないような役で呼んでもらい、大変光栄でした。初めての坊主役にも挑戦することができて現場では楽しんで演じることができました。人間はどんな人でも大なり小なり人に対する嫉妬やコンプレックスが絶対にあると思うので、自分の中にあるそういうものを増幅して宅悦を演じました。三池監督の描き出す世界観にうまくあわせられていればいいなと思っています。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=51433

執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa