先週、全世界38ケ国で公開し、2014年最大のオープニングを世界各国で記録した『トランスフォーマー/ロストエイジ』は、引き続き2週目もワールドワイドを中心に特大ヒットを持続。

独立記念日を迎えた全米では、土砂降りの悪天候が全体のボックスオフィスに悪影響を与える中、週末で3,640万ドル(約37億円)を上げ、2週連続No.1(累計1億7470万ドル・約178億円)となった他、インターナショナルでは9580万ドル(約98億円)を上げ、前週末のほぼ倍となる累計4億90万ドル(約401億円)という驚異的な成績となった。全世界を”トランスフォーマー”一色に塗り替え続けている中、今週末より、イギリス、メキシコ、ノルウェ—、オランダ、スペインなど、12か国が更に加わり、計50か国での公開となる。

■2週目も公開38ヵ国、すべての国でNo.1、全世界興行収入5.7億ドル超え(約587億円)

インターナショナルでは、好調な中国が5,090万ドル(約52億円)をあげ、累計2億1280万ドル(約2億1700億円)を上げたほか、韓国では890万ドル(約9億円)、ロシアは740万ドル(約7.5億円)、オーストラリア470万ドル(約4.8億円)、台湾320万ドル(約3.3億円)、香港240万ドル(約2.4億円)、マレーシア230万ドル(約2.3億円)、フィリピン210万ドル(約2.1億円)となるなど、計4億90万ドル(約401億円)となり、ワールドワイドでは、累計が5億7560万ドル(約587億円)を記録している。この数字は、『GODZILLA』のワールドワイド累計4億8890万ドル(約499億円)の記録を僅か12日で抜いた他、前作『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』の121%となるなど、いかに桁外れの特大ヒット作であることかが分る驚異の成績だ。

■IMAXは、早くも歴代興行収入新記録を樹立!

観客たちはIMAXによる<新次元の3D>体験を求め、劇場に殺到し続けている。

先週オープニング記録(『ホビット 竜に奪われた王国』)の倍以上を上げ歴史を塗り替えたIMAX(全世界で668サイト)では、公開僅か12日間で、『ダークナイト ライジング』の5,190万ドル(約53億円)を抜き去る5,300万ドル(約54億円)をあげ、歴代新記録を樹立した。どこまで記録が更新されるかに注目が集まる。

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執筆者

Yasuhiro Togawa