ニコニコ動画、YouTube等で、関連動画が5,000万回視聴された超人気ゲームの実写化企画『青鬼』が7月5日(土)に公開いたします。この度、青鬼に捕まれば喰われる!青鬼が迫りくる恐怖シーンを描いた場面写真が解禁となり、CGディレクターのコメントが到着しました。

主演は、AKB48の入山杏奈。女優として活躍のフィールドを広げる彼女の、これが映画初主演作になる。脇を固めるのは『花田少年史幽霊と秘密のトンネル』で初主演を果たし第30回日本アカデミー賞新人賞を受賞、『不安の種』『生贄のジレンマ』など話題作への出演が続く須賀健太。俳優集団D-BOYSのメンバーで、現在、ドラマ「刑事110キロ」に出演しており、他にも映画や舞台にて幅広く活躍中の陳内将。NHK子ども向け番組「おとうさんといっしょ」や映画・舞台等で幅広く活躍中の聖也。雑誌「セブンティーン」の専属モデルや、フジテレビ『めざましテレビ』イマドキガール として 活躍中の古畑星夏。映画『悪の経典』『疾風・虹丸組』などに出演し注目を集める尾関陸。フレッシュスターが総出演で展開される決死のゲーム・ムービーが完成した。

≪POINT≫
【1】noprops[のーぷろっぷす]制作の大ヒットホラーゲ−ム。ニコニコ動画、YouTube等の関連動画は5,000万回超視聴を記録。追って制作された公式ノベルは20万部超、7月にはコミック化が決定し一大ムーブメントとなっている。このメガヒットゲームを『GANTZ PERFECT ANSWER』、『biohazard DAMNATION』などを担当した日本屈指のVFXスタジオ、デジタル・フロンティアが戦慄の世界観を構築し完全映画化!音響を「藁の盾」「BRAVE HEARTS 海猿」など大ヒット作を手掛けるアルカブースが担当し圧倒的臨場感で“青鬼”を描き出す!

【2】CGディレクター 土井淳コメント(代表作:『DEATH NOTE (06)』『GANTZ PERFECT ANSWER (11)』

■土井淳
1973年広島県尾道市生まれ。株式会社デジタル・フロンティア ディレクター。
1997年 デジタル・フロンティア入社に入社後、映画、ゲーム、CMなどのCGを手掛ける。代表作は『DEATH NOTE (06)』『GANTZ PERFECT ANSWER (11)『バイオハザード ダムネーション(12)』など。

Q:実写化で苦労したこと。
青鬼を実写化するに当たり、青鬼をどのようなキャラクターに落とし込むかということに苦労しました。

まず、ブルーベリーと言われるオリジナルの色合いをそのまま再現すると、実写には馴染まないので、いかにオリジナルのニュアンスを崩さずに”青”の色を表現するかというところに、試行錯誤を繰り返しました。

次に、オリジナルのデザインは、頭が大きく、目も大きい、そして身長も3m程あります。こんな奴から逃げられるのか、と思わせるような風貌をしています。それを映画用に、角度によってはカッコ良くも見え、不気味にも見える、そして可愛いらしさも備えたクリーチャーに仕上げました。

それから、ゲームでは触れると死んでしまうので、口を開けた時に見える歯はサメに一度咥えたら離さないように、幾重にも並んだ尖った歯にしています。オリジナルの目は黒一色ですが、1度見ただけで、恐怖をいだかせるように、獣の目のような歪な虹彩にしました。

Q:映画「青鬼」でこだわったポイントについて。
青鬼の表情です。これが一番賛否両論を呼ぶ所だと思います。オリジナルでは、無表情で佇んでいる事が多いですが、映画では、猛烈に狂った感じで、ただひたすらに人を追いかけ、食い尽くす、そんな不気味で凶暴なキャラクターになるように、笑ったり雄叫びをあげたり、表情豊かに仕上げました。

Q:最後に、読者に向けて一言お願いします。
人によっては、怖くも感じるし、面白くも感じでもらえる、ジャパニーズホラーの殻を破った、キャラクターに仕上がったのかな、と思います。

【3】6月13日に解禁した予告編はニコニコ動画ランキングで即日1位を獲得。ニコニコ動画とYouTube合わせて7日間で150万PVを突破した!

【4】須賀健太コメント「ゲームのファンの方にも、ホラー映画ファンの方にも楽しんでいただけるような、ストーリーと、映像効果の詰まった作品になったと思います。ぜひご家族、お友達と一緒に劇場で青鬼との鬼ごっこを楽しんでください。」

【5】ニコ生で史上最速上映決定!7月5日(土)0時より有料上映が決定。また、公開を記念して「青鬼」公開記念チャンネル( http://ch.nicovideo.jp/aooni )がオープン。7月6日(日)には主演の入山杏奈ほか、映画出演者が生出演する「青鬼」特番( http://live.nicovideo.jp/watch/lv184302696 )を予定している。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=52291

執筆者

Yasuhiro Togawa