この度、8月に公開いたしますインド映画『バルフィ!人生に唄えば』の予告編&ポスタービジュアルが解禁いたしました!
本作は2012年にインドで公開され、その年の映画賞を総なめにし、アカデミー賞外国語部門インド代表にも選ばれた傑作です。2013年の沖縄国際映画祭でも上映され、審査員を務めていた各界の著名人からも絶賛され、審査員特別賞も受賞しました。今回解禁となった予告映像では、耳が聞こえず話せないながらもユーモアがあり心がまっすぐな青年バルフィと、何不自由なく暮らしてきた絶世の美女シュルティ、親の愛情を受けずに育った自閉症のジルミル、3人の恋愛模様が、70年代のダージリンの美しい風景と欧州映画を彷彿させる心地の良い音楽にのせて、甘く切なく描かれております。

予告編::http://youtu.be/rsUAPfty5w8

聴覚に障害のある純粋な心のバルフィ、何不自由なく暮らしてきた美女シュルティ、
愛を知らずに育った自閉症のジルミル。
身分も境遇も異なるふたりの女性が、バルフィと出会い、初めて本当の愛を知る—。
切なくも、さわやかな涙を誘う、感動の物語。

生まれつき、耳が聞こえず、話もできないバルフィは、豊かな感情を、
眼差しと身ぶり・手ぶりだけで完璧に伝える、心やさしい青年。
そんな彼に、密かに想いを寄せる二人の女性がいた。
一人は、資産家の男性と結婚した絶世の美女・シュルティ。どこか愛情が欠如した関係に悩みを抱えていた中で、バルフィと運命的に出会い恋に落ちる。しかし一方で、「安定した未来」も捨てきれず、心の奥で気持ちは揺れ動いていた・・。 
もう一人は、家族の愛情を受けずに育った自閉症のジルミル。
バルフィとは幼馴染で、ある日、偶然再会を果たす。そして、いつも優しくそばにいてくれるバルフィにだけは、次第に心を開いていき・・。“恋のリスク”に悩むシュルティ、本能的にバルフィに惹かれていくジルミル。二人の人生が、バルフィの愛によって動き始めていくー。彼らの間では、どこにでもある甘く優しい言葉は必要ない。
ただひとつ、相手を想う“心”さえあれば、互いの瞳を通して、愛を語り合うことができるのだ—。
本作は、『雨に唄えば』、『きみに読む物語』、『アメリ』、『Mrビーン』、『黒猫白猫』、『プロジェクトA』、『菊次郎の夏』などの名作映画へのオマージュに溢れ、映画愛に満ちた作品。さらに、主人公のバルフィは、チャールズ・チャップリンやバスター・キートンのキャラクターを受け継ぎ、人生のおかしみ・かなしみを見事に表現。その姿は、観る者の心を大きく揺さぶり、温かな涙を誘うだろう。

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro TogawaYasuhiro Togawa