映画『STAND BY ME ドラえもん』妻夫木聡が、青年のび太で声優決定!第2回未完成試写会で新たなメンバーが集結!
2014年、原作者藤子・F・不二雄生誕80周年記念の年、「ドラえもん」史上初の試みとなる3DCGでの映画「ドラえもん」が公開されます!
本作は原作の中でも名作と呼ばれる作品をベースに、ドラえもんとのび太の出会いから別れを、そしてしずかちゃんへ想いを寄せるのび太の奮闘を、「friends もののけ島のナキ」の名コンビ
山崎 貴監督(「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ・「永遠の0」)と八木竜一監督が、3DCG技術で鮮やかに描き出しました。丸みを帯びたドラえもんのかわいいフォルムもさることながら、“タケコプター”や“どこでもドア”などのひみつ道具を3D映像によって、より間近で体現できる、ドキドキとワクワクに満ちた本作。そして、あたりまえに続くと思っていた日常の尊さを、子ども時代を経験したすべての「子ども経験者」たちに贈る珠玉の感動作となりました。
そんな本作で、CMでも“大人のび太”を演じている妻夫木聡が大人になったのび太の声
(役名:青年のび太)を担当することが決定いたしました!!CMでののび太が見事にはまり役の妻夫木ですが、声の出演にたいしては「国民的マンガだけに踏み込んで良いのか?」というとまどいが。制作陣が何度もラブコールを送り、出演が決定しました。
4月末日に都内スタジオで行われたアフレコでは、自前の眼鏡をかけて、ビジュアルからのび太になりきり、監督に何度も何度も言い回しやニュアンスなどを確認しながら、体を動かしながら熱心に作業を進めていく姿が。仕上がりを聞いた監督は「本当に声変わりしたのび太くんそのもの」と大絶賛。それまでの真剣な表情が緩み、「本当に緊張しました!」とにこやかに感想を述べました。
<妻夫木聡コメント>
—アフレコを終えてみての感想
ドラえもんは国民的漫画なので、自分が声をやらせて頂いていいのかという葛藤がすごくありました。
のび太の声ですもん。越えちゃいけない壁があるような。
でも「どうしても僕でお願いしたい」と制作のみなさんから何度もオファーを頂いて、そこまで言って頂いたのでその言葉を信じてやらせて頂きました。
—3DCGの絵を見ていかがでしたか?
今までのものとまったく違いますね。見てさらに緊張しました。
—監督から、「のび太がのり移っている感じでしたよ?」と言われてみて
今日の洋服ものび太君っぽくしなきゃと思って。メガネも(最初)かけてなかったら、かけないとダメだなと思って。「やるからには全部のび太にならないと」、と思ってやらせてもらいました。
—ドラえもんとの思い出
子どものころからのび太世代のど真ん中で、当たり前のようにドラえもんってあったので、そのドラえもんに自分が関わるなんて恐れ多いです。本当に勉強になりました。
—好きなひみつ道具
アベコンベです。全てがアベコベになってしまうシュールな世界観が好きです。
原作漫画のエピソードって、けっこうブラックだったりしますよね。
<妻夫木聡起用理由>
CMで妻夫木さんの大人のび太はすっかりおなじみですが、最初に聞いたときは「あのかっこいい妻夫木さんがのび太役」とびっくりしました。CMを見て、全く違和感なくのび太になられているのを見てさらにびっくりしました。
今回映画の中に青年のび太が登場するということで試行錯誤してみましたが、やはり妻夫木さんの顔が浮かびました。そして妻夫木さんにお願いしたいと思い、オファーしました。ご本人も誰もが知っている『ドラえもん』でのび太の声をやる、ということで大変恐縮していましたが、何度目かのオファーで受けて頂くことになり、
監督も「声が変わりしたのび太そのもの」と絶賛するほどの素晴らしい出来上がりになりました。頼りなくて優柔不断だけど憎めない、人間味あふれるのび太になったと思います。
(シンエイ動画 プロデューサー梅澤道彦)
また、昨年12月に行った未完成試写会企画の第二弾!「ほぼ完成披露試写会」を実施。
今回は、新たに樹木希林ほか数名が新たにメンバーに加わり、計16名に。2D版の完成映像を一足先に鑑賞しました。世界にも引けを取らない日本の3DCG技術もさることながら、肝心のストーリーに対しても一言物申したい「子ども経験者」が集合!未完成の段階から作品を観せて、皆で忌憚ない意見を言いながら応援してゆくこのプロジェクトは、いままでにない試みです。
6月26日(木)には、多忙な中、秋元康、大久保佳代子、樹木希林、辻慎吾、豊田章男、西尾由佳理、羽鳥慎一(五十音順)、がメンバーを代表して東宝の試写室に集結。山崎貴監督・八木竜一監督に出迎えられながら、一足先に2D版完成作品と、3D版予告編(未解禁)を鑑賞しました!!
上映中場内では鑑賞者のリアクションも撮影され、ひみつ道具のシーンで童心に返ったように驚く姿や、感動的なシーンで何度も涙をぬぐう姿なども記録されました。
上映後は、興奮冷めやらぬまま映画の感想を言い合い、監督とお話をする中で、『ドラえもん』を初めて観たという樹木に、監督やメンバーが『ドラえもん』についてレクチャーする一場面も。
世代や肩書きを超え、『ドラえもん』で1つに繋がったメンバーは、最後に試写室の中でフォトセッションを行いました。
<未完成試写会プロジェクトとは>
一般に見せることのない、貴重な未完成映像(メイキング含む)を各界著名人にすべての「子ども経験者」を代表して鑑賞してもらい、作品の印象を率直なご自身の言葉で語り応援してゆくプロジェクト。
★秋元康(作詞家)
★大久保佳代子(タレント)
★黒柳徹子(女優)
★小山薫堂(放送作家)
★田村淳(タレント)
★豊田章男
(トヨタ自動車 社長取締役)
★羽鳥慎一(フリーアナウンサー)
★前田敦子(女優)
★森永卓郎(経済アナリスト)
★ローラ(タレント)
〜今回新しく加わったメンバー〜
★樹木希林(女優)
★堺雅人(俳優)
★辻慎吾(森ビル株式会社 代表取締役社長)
★西尾由佳理
(フリーアナウンサー)
★山本美月(モデル・女優)
★マツコデラックス
(コラムニスト)
※(五十音順)計16名
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執筆者
Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa