1954年の誕生から60年。日本が世界に誇る“キング・オブ・モンスター”「ゴジラ」が、ハリウッドの超一流スタッフ・キャストによってよみがえりました。5月16日より世界各国で公開された『GODZILLA ゴジラ』は、公開3日間で北米の興行収入が約95億円、全世界での公開週末興行収入が累計約200億円という大ヒットを記録しました。さらに世界62の国と地域で公開週末ランキングNo.1を達成。6月22日時点で世界興収累計470億円を突破しております。

そしていよいよ7月25日(金)に、待望の日本で、2D/3D、字幕スーパー版/日本語吹替版が公開となります。

その日本語吹替版のキャストとして、映画『潔く柔く』やテレビドラマ『BORDER』など近年、女優としての活躍がめざましい、波瑠が決定しました。エリザベス・オルセン演じる本作のヒロイン、主人公の妻・エルの声を担当します。
波瑠は、映画の吹替えに挑戦するのは今回が初めて!テレビ番組「A−studio」で、MC・笑福亭鶴瓶のアシスタントとしてトークは鍛えられてきましたが、長編映画全編にわたる本格的なアフレコは初めてでした。先日、都内スタジオでアフレコ収録を無事終了。彼女のフレッシュな声が、60年の歴史を誇るゴジラに、新たな息吹を吹き込みました。どうぞ、ご期待ください。

『GODZILLA ゴジラ』日本語吹替版では、渡辺謙演じる芹沢博士の日本語吹替を渡辺自身が担当するほか、芹沢博士と共にゴジラを追跡するアメリカ軍分析官の声を、ゴジラファンを自認する佐野史郎が担当します。さらに、『ゴジラ対メガロ』『メカゴジラの逆襲』などに出演し、祖父・佐々木孝丸(『怪獣大戦争』)、父・千秋実(『ゴジラの逆襲』)とともに三代にわたりゴジラシリーズに縁のある俳優・佐々木勝彦がステンツ提督の声を務め、また、ゴジラシリーズDVDコメンタリーを担当するアナウンサー・倉敷保雄が複数の役で参加するなど、ゴジラファンにもたまらない配役が実現しました。

<波瑠(エル・ブロディ 役)コメント>
映画の吹き替えは初めてで、既に完成されている物語の世界に、声だけで参加してお芝居をするのはとても難しかったです。母親として息子を思う気持ちや、夫を心配する気持ちが伝わるといいなと思います。今回のハリウッド版を観て、ゴジラのファンになりました。とても迫力のあるパワフルな映画なので、みなさんには是非劇場で観ていただきたいです。

<起用の理由(日本語吹替版 上田太地プロデューサー)>
今回この映画を見て頂きたい若い観客層、特に同世代に支持を得ている方をと思い、波瑠さんにオファーしました。波瑠さんご自身も今回のボイスキャストで「ゴジラ」という、世界に誇るキャラクターの凄さを身近で感じていただいた様子でした。スケールの大きい世界観の中で、エルという本作のヒロインを瑞々しくフレッシュに演じてますので、ぜひ吹き替え版も楽しんで下さい。

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執筆者

Yasuhiro Togawa