株式会社エムオン・エンタテインメント(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:水野 道訓)は前田敦子主演作品『もらとりあむタマ子』のBlu-ray/DVDを6月25日に発売いたします。(共同発売元・販売元:キングレコード株式会社)

『もらとりあむタマ子』は2013年11月に公開され、全国約60館での上映を実施。そして、2013年釜山国際映画祭正式出品作品されました。「タマ子」という女の子の日常のひとコマを、四季おりおりの季節感あふれる情景と共に映し出す、音楽チャンネル「MUSIC ON! TV(エムオン!)」のステーションIDから、この映画『もらとりあむタマ子』は生まれました。本作はアジア最大の映画祭である釜山国際映画祭A Window on Asian Cinema部門にも出品。30秒のステーションIDから生まれた映画作品が国際映画祭に出品されるという異例の展開を見せることになりました。

主演は音楽、ドラマ、映画とさらに幅広い活躍を見せる前田敦子。監督は『リンダ リンダ リンダ』『天然コケッコー』『マイ・バック・ページ』『苦役列車』などの作品が国内外で高く評価される山下敦弘。そして、主題歌「季節」を提供するのは、3rdアルバム『Stranger』が大ヒット、映画『箱入り息子の恋』『地獄でなぜ悪い』で好演を見せた星野 源。

東京の大学を卒業したものの、父がスポーツ用品店を営む甲府の実家に戻ってきて、無気力な日々を送るタマ子、23歳。現在、無職。 父がひとり暮らしをする実家で、家事を手伝うこともなく、就職活動をすることもなく、ただ食べて、寝て、マンガを読む生活を送っている。テレビを見れば「ダメだな、日本は」とか「クソ暑いのに野球なんてよくやるよ」とか悪態をつき、近所の中学生には「あの人、友だちいないから……」と同情される、逆ギレばかりのぐうたら娘。「就職活動してるのか?」という父の言葉に「その時が来たら動く。少なくとも今ではない!」と威勢がいいのか悪いのかわからない啖呵を切るが、
秋から冬、そして春から夏へと季節が移りゆく中、タマ子の気持ちにも少しずつ変化が現れていく。 履歴書を書き、就職への意欲を少しだけのぞかせるようになるタマ子。そんな矢先、父に再婚話が持ち上がり、彼女の心は激しく揺れる——。 口を開けばいつも言い合いばかりしている父と娘。でも本心では、父は奔放な娘を愛しく思い、娘は不器用な父を思いやっている。モラトリアムな毎日を過ごすタマ子が、ゆっくりと新しい1歩を踏み出す四季の物語は、観る人をあたたかく穏やかな気持ちで包んでくれる。

■『もらとりあむタマ子』Blu-ray[セル専用]
本編 約 78 分+映像特典約 123 分
価格:¥4,800 +税
■『もらとりあむタマ子』DVD[セル専用]
本編 約 78 分+映像特典約 123 分
価格:¥3,800 +税
※映像特典:メイキング『もらとりあむタマ子』ができるまで ロングVer.(ナレーション:前田敦子)、釜山国際映画祭同行記(1.映画祭編 2.釜山食べ歩き編)、前田敦子&山下敦弘オフィシャルインタビュー、舞台挨拶集、トークイベント集(山下監督×1.鈴木慶一 2.伊東清矢(中学生・仁役))、エムオン!ステーションID集(春夏秋冬 全Ver.)、エムオン!ステーションIDメイキング、TV-SPOT、予告編、フォトギャラリー
※封入特典:オリジナル特製パンフレット
内容:●スペシャルエッセイ ●四季のフォトギャラリー ●父の手料理フォトギャラリー●Twitterタマ子Bot全文掲載 ●タマ子、東京での大学生活(ノベライズ小説より東京時代を抜粋)
発売元: エムオン・エンタテインメント/キングレコード
販売元: キングレコード

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執筆者

Yasuhiro Togawa