この度、映画シリーズ第26弾『それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い』(配給:東京テアトル)が7月5日(土)より元気100倍ロードショーとなります。
 この度、映画公開を記念して“アンパンマンの緊急時対応マナーCM”が制作されました!!
いわゆる“マナーCM“とは、映画館で幕間や予告編と映画の間に流れるスポット映像みたいなもので、通常、映画鑑賞中のマナー(例えば、「映画をみるときはお静かに!」など)を訴えるものがよく見受けられます。

 しかし今回は、アンパンマンが<映画上映中に災害など緊急の事態が起きた時は、落ち着いて劇場スタッフの指示に従ってね>と呼びかけるめずらしい内容の“マナーCM”となっています。本CMは、小さなお子さまから大人まで、誰もが親しみをもてる国民的アニメ“アンパンマン”だからこそ制作されたもので、映画館に来るお客様に安心して映画を観てもらいたいという、映画館スタッフのアイディアから生まれたものです。

アンパンマン映画は一番ターゲット年齢が低く、小さなお子さまが「映画館デビュー」をする作品。ぜひ、安心してご家族で映画館にきてほしいという願いも込められています。
 本マナーCMは6月21日(土)より、全国の主要劇場(一部劇場を除く)にて順次上映予定となります。映像は、オリジナルで制作されており、映画館にいるかわいいアンパンマンとポップコーンをほおばるばいきんまんは必見です。

≪今作のテーマ≫
 2011年3月11日、東日本大震災がおこるまでは、「そろそろ俺も引退だ」と口にしていた当時92歳のやなせたかし先生。今まで経験したことのない大災害の状況の中で、子どもたちを元気づけたのは「アンパンマンのマーチ」でした。震災後、笑いを失った子どもがアンパンマンのポスターを見て笑顔を取り戻し、大人たちはその詩の深さにあらためて勇気をもらったという報道に、やなせ先生は“生涯現役”を決断されました。アンパンマンを通して、“愛”と“勇気”を届けるために“復興三部作”として映画の原作に取り掛かかったのです。2012年は、《復興》をテーマにした「それいけ!アンパンマン よみがえれバナナ島」、2013年は、《希望》をテーマに「それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ」。
 そして、2014年—。《望郷》と《故郷の再建》をテーマに掲げた映画「それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い」。昨年10月13日に、94歳で逝去されたやなせ先生最後の原作となった絵本「アンパンマンとりんごぼうや」をもとに制作されています。—これからもずっと、アンパンマンは“愛”と“勇気”を届け続けるのです。
  

<緊急時対応マナーCM>
 小さなお子さまやお年寄りにもとてもわかりやすい様、アンパンマンとばいきんまんが映画館に登場し、緊急時の対応を教えてくれるシンプルな内容となっています。
 ポップコーンをほおばりながら映画を楽しそうに観ているばいきんまんが周囲の異変に気づいて慌ててキョロキョロ。
そこへアンパンマンが登場し、「緊急時には慌てず落ち着いて劇場スタッフの指示に従ってね」と呼びかけます。
すべてオリジナルアニメーションで制作されており、映画感でしかご覧頂けないです。

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執筆者

Yasuhiro Togawa