2001年、当時『シュリ』が持っていた動員記録を塗り替え、韓国で社会現象を巻き起こした青春ノワールの伝説的名作『友へ チング』から12年。オリジナルと同じクァク・キョンテク監督によって映画化された待望の続編『チング 永遠の絆』が9月6日(土)より公開致します(配給:東京テアトル、日活)

 本作は、ノスタルジック・ノワールとも形容された前作のテイストを継承しつつ、三世代に渡る裏社会の男たちの生き様を、より激しく、より切なく描出。ハードなアクション・シーンを随所に散りばめながら、前作では明かされなかったドンスの死をめぐる真相と共に、絆と宿命のドラマが展開されます。韓国では昨年11月に公開し、R指定作品中史上最速で観客動員100万人を突破するという新記録を樹立しました。

 前作から17年後、親友ドンス(チャン・ドンゴン)殺害罪で服役していたヤクザ ジュンソクが出所するところから物語はスタート。ジュンソク役には前作から引き続きユ・オソンが務め、ジュンソクの弟分として次第に固い絆で結ばれていくソンフン役には、本作で映画本格デビューを果たし本国で高い評価を得たモデル出身のキム・ウビン。若き日のジュンソクの父役は、『MUSA‐武士‐』などで日本でも人気の高いチュ・ジンモが演じました。
 さてこの度、日本版オリジナルポスターがついに完成しました!「俺と一緒に、この町を手に入れるか?」というコピーと共に、ヤクザ達の抗争を思わせる物々しい雰囲気が全面に出ており、ハード・アクションを彷彿とさせます。

 さらに、前作でチャン・ドンゴンが演じたドンスが殺害される名シーンが掲載。チャン・ドンゴンにとって『友へ チング』は俳優としての転機となった作品であり、続編である本作にも協力し、劇中にチャン・ドンゴンの出演シーンが登場しているだけでなく、日本版ポスターへの掲載にも快諾しました。昨年11月に行われた本国のプレミア試写時には直筆の手紙を届け、「観客として大いに期待しています。皆さんからのたくさんの応援を、よろしくお願いします」とメッセージを送りました。

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執筆者

Yasuhiro Togawa