富山水辺の映像祭運営コンソーシアムは、映像文化の発信及び人材育成を目的に、「富山水辺の映像祭スフィア2014」(総合プロデューサー 伊東順二)を開催するにあたり、映像作品の公募を開始します。

【公募期間】 
 平成26年6月20日(金) 〜 8月29日(金)

【公募テーマ】 
 ホーム

 いつかしら帰ることができる家、ふるさとの街、やさしく心を包む家族や友。
 しかし、人類の質的成長を通り過ぎた文明はそのような心暖まるホームから私たちを遠く引き離しつつある。巨大化する社会と際限なく拡張する権利や膨大な競争のエネルギーは大気圏をすら過熱させ、温暖化の波は愛する風景さえ奪ってしまう。
 50年代、M.マクルーハンはメディアはメッセージである、と唱えて映像ネットワークの時代を準備した。思えば、それは品質を問わない情報の氾濫の予告だったのかも知れない。 そろそろ人間に帰っても良いのではないだろうか。地球に、自然に帰ろう。見掛け倒しのつながりを捨てて、町の中で、日々の営みの中で温かく穏やかな心を結ぼう。
 今年の富山水辺の映像祭スフィアはそのような作品を求めています。
 
 富山水辺の映像祭総合プロデューサー  伊東順二

【募集作品】 
 短編映像作品(ジャンル問わず・10分以内)

【作品形式】
 10分以内の公募テーマを基にしたストーリー性のある映像作品
 (DVDプレーヤーで再生できる形式でDVDメディアに収めたもの)

【表 彰】 
 グランプリ:賞金100万円(1作品)
 ネクストスフィア賞:賞金20万円(1作品)
 優秀賞:記念品(3作品)
 ※映像祭関連番組やHP、イベント等で優先的に作品を公開する

【審査員】 
 伊東 順二(富山水辺の映像祭総合プロデューサー)
 石井 岳龍(神戸芸術工科大学大学院教授)
 岡本美津子(東京藝術大学大学院教授)
 本木 克英(映画監督)
 ヤン・イクチュン(映画監督)
  ※敬称略

【応募方法】 
 富山水辺の映像祭スフィア2014のWebサイト上に掲載する応募申込書をダウンロードし、必要事項を記入の上、応募作品を収めたDVDメディアに添えて事務局まで送付してください。
 応募に際しての取扱、注意事項等の詳細については、下記公式サイトをご参照ください。     

【応募料】 
 無料
 ※但し、応募に伴う一切の費用は応募者負担とします

【主 催】 
 富山水辺の映像祭運営コンソーシアム

【企画委員】 
 伊東 順二(富山水辺の映像祭総合プロデューサー)
 市森 友明(株式会社新日本コンサルタント 代表取締役社長)
 久留 健太郎(有限会社シーズプランニング 代表取締役)
 トムスマ(アーティスト)
 西島 治樹(富山大学講師)
 本木 克英(映画監督)
 森藤 正浩(正栄産業株式会社 代表取締役社長)

【授賞式】 
 平成26年11月8日(土)予定

 富山水辺の映像祭スフィア公式サイト
 http://thinktoyama.jp/

執筆者

Yasuhiro Togawa