当代きっての人気作家、浅田次郎の2004年発表の短編集「五郎治殿御始末」。所収された中でも、名作の誉高い一編「柘榴坂の仇討」が9月20日(土)全国ロードショーとなります本作の追加キャスト解禁。

監督は『沈まぬ太陽』など、大作でありながら人間ドラマを感動的に描く手腕で名高い若松節朗。音楽に久石譲。主演は中井貴一。更に阿部寛、広末涼子そして中村吉右衛門が19年ぶりに映画出演を果たすなど、この秋一番の話題作となることは間違いありません。本作で木崎ゆりあは居酒屋“ツル”で働く町娘ユキ役を演じ、今回本格時代劇に初挑戦しています。中井演じる金吾の身を案ずる妻セツと共に働き、彼女を明るい笑顔で支える女の子の役どころです。

【木崎ゆりあ コメント】
念願の京都で、そして本格的な時代劇に初めて参加させていただき、共演者の皆様の演技を間近に観る事が出来てとても勉強になることが多かったです。
普段の言葉使いとは全然違うところは難しくて、たくさん怒られましたが、その分たくさん学ぶ事があり、お芝居ももっと上手になりたいなと思いました。和服、下駄もすぐに慣れて心地良くなっていたので撮影が終わってしまうのが寂しかったです。

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa