本年度ベルリン国際映画祭銀熊賞〈審査員グランプリ〉受賞、各国で封切となり次々と記録を更新、全米で館アベレージ歴代No.1のスーパーヒットとなったウェス・アンダーソン監督最新作 『グランド・ブダペスト・ホテル』が、6月6日(金)ついに全国公開、20代からシニアまで男女の幅広い客層を動員し、大ヒットスタートとなった。

世界中で監督作品として過去最高のヒットとなっており、日本では公開に合わせ、プラダが青山店にて特別なウィンドウディスプレイと店内ディスプレイを展開中。

店内のスペースを使い、プラダが、1920年代から1930年代に発表したヴィンテージモデルからインスピレーションを得てメインキャラクターのためにデザインした、オーダーメイドの特別なスーツケースとトランクを展示。

ティルダ・スウィントン演じるマダムDのためにデザインされたスーツケースは、木枠をオークとナチュラルトーンのバチェッタレザーで覆いヴィンテージ効果を演出し、裏地にはピーチピンクのサテンコットンを使用。アーティストのミーク・カサル(Mieke Casal)によって登場人物Mdm.C.V.D.u.T(Madame Celine Villeneuve Desgoffe und Taxis)のイニシャルを典型的な20年代風のスタイルでぺイントし、カスタマイズされた風合いが加えられた。 さらにこの他には、ウィレム・デフォー演じるジョブリンのためにデザインしたブラックのナッパ(子羊革)コートが展示されている。

プラダは、ファッションからアート、映画から建築まで、分野を超えて国際的に活躍する一流の監督たちとのパートナーシップを継続して行っており、ウェス・アンダーソン監督は2013年に、ショートフィルム『カステッロ・カヴァルカンティ』を制作、『グランド・ブダペスト・ホテル』はプラダとの最新コラボレーションとなった。

※プラダ青山店(東京都港区南青山5-2-6) にて
6月6日(金)〜7月6日(日)まで開催

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執筆者

Yasuhiro Togawa