「Shall we ダンス?」、「それでもボクはやってない」など、あまり注目されることのない物事にスポットを当て、その卓越した観察眼と徹底した取材力で、驚きと笑いと感動を生み出すエンターテインメントの巨匠、周防正行監督。日本のみならず世界中から新作を待望される周防監督が、20年前から注目していたのが”舞妓”の世界でした。これまで監督のイメージに合致する女優が見つからず長らく温存されていましたが、800名を超えるオーディションの中から選ばれたキラ星のような女優・上白石萌音(かみしらいしもね)との出会いによって遂に映画化が実現!! 「舞妓はレディ」が誕生しました。

そしてこの度、「舞妓はレディ」が、7月2日よりフランスのパリで開催される『JAPAN EXPO』に招待され、主演の上白石萌音が会場内のステージにて唄と踊りのパフォーマンスを披露することになりました! ヨーロッパ最大の日本文化・エンターテインメントの祭典として毎年パリで開催され、昨年は4日間で延べ23万人が来場した『JAPAN EXPO』。15周年となる今年、『JAPAN EXPO』が掲げる、<マンガ・ポップカルチャー・現代文化・伝統文化>の4つのテーマのうち、「伝統文化」の一つとして【花街(かがい)文化】が取り上げられることになり、この度の招待が実現しました。お客の趣味や嗜好を察しながら、唄や踊りなどの芸で身を立てる“舞妓”は、まさに“おもてなし”のプロフェッショナル、且つ日本を代表する“生きる伝統”として海外からも注目を集めており、世界中が注目する『JAPAN EXPO』は、そのお披露目としては最高のステージといえます。さらに、9月の映画公開を控え、日本国内からの注目度も急上昇! また、上白石が歌う主題歌『舞妓はレディ』は7月16日にCD発売も決定しています!

さらに!! 長谷川博己、富司純子ほか、既に発表されている実力派キャストに加え、豪華共演陣が遂に全貌解禁となりました! 舞妓に憧れる主人公・春子(上白石萌音)を見守るお茶屋の女将・千春(富司純子)が、若かりし頃に憧れた映画スター“赤木裕一郎”役に、妻夫木聡。以前から「周防作品に憧れていた」という妻夫木は、撮影所で周防監督と遭遇したことがキッカケとなり、本人も「冗談かと思った」というまさかのキャスティング。
また、春子が出会う「アルバイト舞妓」の“福名(ふくな)”役にSKE48の松井珠理奈、“福葉(ふくは)”役にAKB48の武藤十夢をキャスティング。松井は本人の出身そのままに、「名古屋出身のアルバイト舞妓」として出演。貴重な舞妓姿を披露します! さらに、女将・千春の少女時代を、昨年公開された「カノジョは嘘を愛しすぎてる」のヒロイン役で華々しい映画デビューを飾った大原櫻子が演じ、「カノ嘘」で日本中を魅了した歌声を本作でも再び響かせます!
新人からベテラン、さらにトップアイドルまで!周防正行監督作品でなければ実現しなかった多彩なキャストが揃いました!

《上白石萌音:『JAPAN EXPO』参加決定についてのコメント》
フランスは憧れの場所で、いつか訪れてみたいと思っていたので、こんなに早く行けることになって、まずは純粋に嬉しかったです。この映画が日本を飛び出して、海外の方々に観てもらえることがこの上なく嬉しく、今からドキドキしています。今回歌わせてもらう主題歌『舞妓はレディ』は、覚えやすくて、何回歌っても飽きません。華やかな花街の世界が伝わってくる楽しい曲で、私は大好きです。映画を観たお客さんたちが、この歌をたくさん口ずさんでくれたら嬉しいです。

《主題歌情報》
主題歌シングル『舞妓はレディ』小春(上白石萌音) 7月16日発売
表題曲のほか2曲を収録。
PCCA-04054 ¥1,111+税
(株)ポニーキャニオン  http://www.ponycanyon.co.jp/

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa