2014年7月4日(金)に日本公開となるトム・クルーズの最新作『オール・ユー・ニード・イズ・キル』。
本作は、2004年に発行された桜坂洋氏の小説『All You Need Is Kill』をもとに映画化されたハリウッド・アクション・エンターテイメント超大作。主演はアカデミー賞®ノミネートに輝くトム・クルーズ(『ミッション:インポッシブル』シリーズ、『ナイト&ディ』)とエミリー・ブラント(『プラダを着た悪魔』『アジャストメント』)が務め、『ボーン・アイデンティティー』『Mr.& Mrs. スミス』『ジャンパー』のダグ・ライマンが監督を務める。
 
本作の舞台は侵略者から熾烈な襲撃を受けている近未来の地球。現在の人類の軍事力では、その攻撃に耐えうる術はない。対侵略者の決死の任務に就くことになったウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は戦闘の端緒で一矢を報いることもなく戦死してしまう。しかし、次の瞬間、ケイジは自分が不可思議なタイムループの世界に囚われていることに気づく。無限に繰り返される戦闘、そして死…。
しかし、永遠に続くかのように思われた閉ざされた世界に、やがて一筋の光が差す。女性戦闘員であるリタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラント)と共に敵との戦いを繰り返す間にケイジの戦闘技術は次第に磨き上げられていく。そして、終わりのない戦い敗北を続けるふたりは、人類滅亡の危機に立ち向かっていく・・・。
 
本作は7月4日(金)の日本公開を前に、6月6日(金)より全米3490館で公開となり、オープニング興行収入2910万ドルを記録。世界興行収入は全世界週末1位となる1億1110万ドルを記録し、大ヒットスタートを切りました!
先週水曜日の公開も含め、本作は世界的に公開が12日間と限られており、週末に更に36カ国で公開し、19000スクリーン、63のマーケットで公開。ロシアで(860万ドル)、中国(2500万ドル)、韓国(1660万ドル)、メキシコ(310万ドル)、フランス(320万ドル)を記録し、国内だけに留まらず、海外のファンにも支持されていることが分かる。
中国でのオープニング成績2500万ドルは、中国でのトム・クルーズ作品最大のヒット作品となった。さらに、韓国の1660万ドルも同様に韓国で公開された歴代トム映画でNo1のオープニング成績、さらには、同じく韓国公開の歴代ハリウッド映画の中では第4位という結果をたたき出しており、アジア圏でのトム・クルーズ人気が伺える。

今回の発表について、ワーナー・ブラザース映画国内配給部門の代表ダン・フェルマンは「『オール・ユー・ニード・イズ・キル』に反応してくれた観客やトム・クルーズとエミリー・ブラントの素晴らしいパフォーマンスにより、本作品は批評家から高く絶賛されています。口コミは非常に強力で、引き続き初めて観る方でも何度でも観て楽しむ方でも、多くの映画ファンを劇場へ導いてくれます」と述べています。 全米評論家サイト“Rotten Tomatoes”のトップ批評家による評価は90%を獲得(2014年6月9日現在)。

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執筆者

Yasuhiro Togawa