公益社団法人 日本青年会議所(本部:東京都千代田区 会頭:鈴木和也 以下、日本JC)は、日本の未来を担う子どもたちの「声」をイメージし、“輝く未来を描くテーマソング”をテーマに、音楽プロデューサー多胡邦夫氏に作詞・作曲を手がけていただき、楽曲『未来へつなぐメッセージ』を作成しました。

今月11日に群馬県高崎市の「TAGO STUDIO TAKASAKI」にて行ったレコーディングには、映画主題歌のヒットなどでいま最も注目を集めている歌手May J.さんが、福島県のFCT郡山少年少女合唱団、いわき市立湯本第一中学校合唱部の生徒とともに参加しました。東京農業大学第二高校吹奏楽部(高崎市)の演奏を合わせた楽曲を完成版とし、東日本大震災復興支援ソングとして、6月1日よりインターネットで無償配信いたします。

レコーディングに参加したMay J.さんは、「『未来へつなぐメッセージ』は、明るい未来へ向かって、被災地の方々の背中を押してあげられるような、前向きな思いが込められた曲。この先ずっと歌い継がれるようにこの曲が成長していくと嬉しいです。私の全てのパワーを込めて歌いました。明日への生きていく希望を、歌を通じて届けられたらと思っています。」とコメント。

作詞・作曲を手がけた音楽プロデューサー多胡邦夫氏は、福島の子どもたちと触れ合ったことで、彼らの生命力を強く感じることができました。これから10年20年、…100年、未来へ歌い継がれるようなメロディーを選び、子どもたちの生命力を表現しながら、魂を込めて制作しました。」と語っています。

日本JCでは、震災から真の復興を成し遂げるためには、一過性の発信力だけではなく、継続して発信し続けることのできる“復興のシンボル”が必要と考えております。そこで時代を超えても色褪せることのない“音楽のちから”を活用し、震災を語り継ぐだけではなく、歌に思いを込め歌唱し続けることで次世代へ歌い紡いでいきます。

東日本大震災から3年目の節目を一つの区切りとすることなく、3年の節目に全国のつながりと共鳴する輝く未来を描き、真の復興がなされるその日まで、被災地に心を寄せる支援体制を整え、人と人がつながる支援を進め、被災地、そして日本の復興という「未来の地図」を描いて参ります。国は2020年東京オリンピックまでには被災地を復興させるとしていますが、日本JCも継続した復興支援の一つの形として、本プロジェクトを実施していきます。

「未来へつなぐプロジェクト〜音楽のちから」 公式サイト http://www.miraiproject.jp/

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執筆者

Yasuhiro Togawa