「Shall we ダンス?」、「それでもボクはやってない」など、あまり世間に注目されることのない物事にスポットを当て、その卓越した観察眼と徹底した取材力で、驚きと笑いと感動を生み出すエンターテインメントの巨匠 周防正行監督。日本のみならず世界中から新作を待望される周防監督が、20年前から注目していたのが“舞妓”の世界でした。お客の趣味や嗜好を察しながら、唄や踊りなどの芸で身を立てる“舞妓”は、まさに“おもてなし”のプロフェッショナル。舞妓や芸妓の花街文化は、海外からも注目を集め、日本を代表する“生きる伝統”と言えます。本作「舞妓はレディ」は、そんな“舞妓”の世界を、800名を超えるオーディションの中から選ばれたキラ星のような女優・上白石萌音(かみしらいしもね)を主演に迎えて映画化しました。

一方で、世界中から愛され続けて40年、ジャパニーズ・カルチャーの代表格である大人気キャラクター『ハローキティ』。“舞妓”と“ハローキティ”… その愛くるしさで世界中を魅了するMADE IN JAPANのアイコン的存在であり、且つ、どんな女の子にも愛される両者に共通点を見出した映画サイドが、ハローキティサイドへオファー。実際に映画を観たサンリオが、内容を気に入ったことで、今回のタイアップが実現しました。この度初出しとなったタイアップポスターでは、「舞妓はレディ」のポスターを模し、振り袖を着て踊る舞妓姿のキティがお目見え。今後、グッズの展開やサンリオピューロランドでの夏祭りコラボ企画、海外展開など様々なタイアップ企画が予定されており、キティ史上、映画タイアップとしてはかつてない大展開となりそうです!

《土屋健プロデューサー タイアップの経緯についてのコメント》
舞妓を夢見て、田舎から京都へ。
厳しい稽古や礼儀作法、言葉使いなど、苦労を重ね挫けそうになりながら、夢を叶えていく主人公・春子のシンデレラストーリーは、年齢を問わず女子に愛させるストーリー。 さらに、京都、花街文化、そして、舞妓という世界観は、どんな女の子にも愛されるキティの魅力と非常に近いものを感じました。もし、「舞妓はレディ」とハローキティがコラボできれば、この映画の持つ夢に向っていく、キラキラしたシンデレラストーリーをPRするのに一番でないかと思い、ハローキティサイドにコラボすることは可能かを投げかけました。
周防監督が長年あたためたこの映画の企画とキティとのコラボに興味を持ってもらい、早速映画を見て頂いたところ、サンリオも映画を気に入ってくれ、さらに映画の世界観とキティの世界観に共通点を感じて頂き、コラボが成立しました。折しも映画の第1弾ポスターである、春子が舞妓姿で踊るビジュアルと同様に、キティが舞妓姿で踊っている姿がイメージ出来、ご相談したところ共通ビジュアルでのコラボポスターも完成することになりました。“舞妓はレディ×ハローキティ”のコラボで「舞妓はレディ」がどこまで広がっていくか楽しみです。

《「ハローキティ」映画とのタイアップ実績》
・「ハッピーフライト」(2008)
・「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(2010)
・「BRAVE HEARTS 海猿」(2012)
・「任侠ヘルパー」(2012)
など

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=51383

執筆者

Yasuhiro Togawa