スタジオジブリの日常を描いた映画「夢と狂気の王国」(製作:株式会社ドワンゴ、プロデューサー:川上量生、脚本・監督:砂田麻美)のワールドプレミアが決定しました。

 フランスのアヌシーで6月9日(月)より開催される、世界最大級のアニメーション映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭」にて上映されます。
日本国外で「夢と狂気の王国」が上映されるのは、これが初めてとなります。

 上映は6月9日(月)18時から、14日(土)10時30分から(いずれも現地時間)の2回、行われる予定です。

 なお、「夢と狂気の王国」のDVD、およびブルーレイは、“ジブリがいっぱいCOLLECTIONスペシャル”最新作として、ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンより現在発売中です。

■「夢と狂気の王国」について
 2013年、東京・小金井。碧々とした緑に身を隠すようにして、国民的アニメーションスタジオの スタジオジブリ は存在している。
 宮崎駿、彼の先輩であり師匠である高畑勲、そしてふたりの間を猛獣使いのごとく奔走するプロデューサー、鈴木敏夫。
 観客のみならず、世界の映画関係者やアニメーションの担い手たちにも多大な影響を与え続けてきたジブリの功績は、この天才たちによって紡がれ続けている。
 彼らの平均年齢は71歳。「風の谷のナウシカ」制作よりはるか以前、今から50年前に高畑と宮崎は出会い、鈴木が合流したのが30数年前。
 かくも長期に亘り苦楽を共にしてきた彼らの愛憎、そして創作の現場として日本に残された最後の桃源郷スタジオジブリの夢と狂気に満ちた姿とは…。
 「風立ちぬ」(宮崎駿監督)と「かぐや姫の物語」(高畑勲監督)を制作中のジブリに広がる光と影に満ちた日常を通じて、繊細な表情までを捉え、スタジオの“今”を映し出した、砂田麻美監督。
 前作で数々の新人監督賞を受賞した彼女が伸びやかに描く、唯一無二のスタジオジブリの新たな物語。

 製作:ドワンゴ
 プロデューサー:川上量生
 脚本・監督:砂田麻美
 音楽:高木正勝
 協力:スタジオジブリ
 制作:エネット
 公式サイト:http://yumetokyoki.com/

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執筆者

Yasuhiro Togawa