『デスノート』『GANTZ』のプロデューサーによる、中田秀夫監督、藤原竜也、山田孝之という日本映画界を代表するスタッフとキャストが贈る、新時代のアクションサスペンスエンターテイメント『MONSTER』(仮)。

  <全ての人間を操れる力を持つ男>藤原竜也と、<その能力が唯一通じない男・終一>山田孝之という、名実ともに日本映画界を牽引する若手俳優が繰り広げる激突を描く本作。“人を思いのままに操る”という特殊能力による壮絶なバトルを描きながらも、閉塞する現実社会でもがき苦しむ人間同士の姿を描く、普遍的なテーマの物語だ。

  本作のヒロインに石原さとみが決定!昨年は映画『貞子3D』、舞台「ロミオ&ジュリエット」、TVドラマ「リッチマン、プアウーマン」など次々と話題作に出演。今年は小池真理子原作・スペシャルドラマ『恋』、主演舞台「ピグマリオン」を控えている。さらに現在10本のTVCMに出演。清楚さの中にも大人の色気をまとい、ますます目の離せない若手女優の代表格として活躍。

  藤原竜也とは『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』(10)に続く中田作品での共演となり、相手役となる山田孝之とはTVドラマ「H2〜君といた日々」(05)以来、8年振りの共演となる。

  石原演じるヒロインの叶絵は、ひょんなことから終一と出会い、共通の趣味を通じて心を通わせていく。しかし男の<人間を操る能力>に身も心も翻弄され、最悪な形で自分の父親を失う。そして男と終一との対決を通じて彼女自身も苛烈な運命に巻き込まれる・・・。

すべての人間を操る男 VS 唯一操ることが出来ない男 
新時代のアクションサスペンスエンターテイメントが誕生!
配給はワーナー・ブラザース映画に決定!

  そのまなざしひとつで他人を意のままに操ることのできる “男” (藤原竜也)=“怪物”。その能力で虐待する父親を殺してしまい、母親にも見捨てられ、最低限の金を奪い都会の闇にまぎれ絶望の中孤独に暮らしていた。田中終一(山田孝之)=“普通の男”も家族はいないが、ひょんなことから叶絵(石原さとみ)と知り合い、気の合う仲間たちと貧しくも明るい未来を信じて生きていた。ところがある日、相反する2人の男が、期せずして出会ってしまう。いつものように、そこにいる人間を操ろうとする“男”だが、終一には一切通じない、それどころか正義感を持って反撃してくる。そう、彼もまた特殊な能力を持つ男だったのだ。

そして、男のその能力によって叶絵の父を最悪な形で失う。終一は好意をよせる叶絵の父の死を許せず、復讐に燃える。一方、男は自分の能力を知る唯一の男・終一を葬ろうとする。怪物として生まれてしまった2人の運命が交錯し、戦いの渦が激化していく。壮絶な激闘の末、宿命の対決は衝撃の結末を迎える・・・。

2010年韓国で200万人以上動員した大ヒットオリジナル映画『超能力者』のリメイク権を欧米の映画会社を抑えて獲得し、オリジナルを超える衝撃的な結末を用意し、『デスノート』、『カイジ』、『ライアーゲーム』、『インシテミル』といったゲーム性溢れるサスペンスに、濃密な人間ドラマを盛り込んだ新時代のアクションサスペンスエンターテイメントの誕生!

  また、配給は昨年から『るろうに剣心』『藁の楯 わらのたて』『劇場版銀魂完結篇 万事屋よ永遠なれ』と日本映画も好調なワーナー・ブラザース映画に決定。7月4日にクランクイン。8月27日クランクアップした。

■石原さとみ 
1)オファーを頂いた時の感想
本を読んで、とてもおもしろいと思ったので、素直に嬉しかったのと久々に中田組に参加させて頂けるということでわくわくしました。

2)藤原竜也さん演じる<人間を操る能力>に翻弄される役ですが、演じるにあたって注意された点はございますか?
操られる時の無感情さや、意識が戻った時のパニックさを演じるのは難しかったですが中田監督と話し合ったり、共演者の皆さんの芝居を受けて、MONSTERの世界に入ることができました。

3)藤原竜也さん、山田孝之さんと今の映画界を牽引する若手実力派俳優との共演はいかがでしたか?
本番に臨む集中力の高め方、作品への向き合い方がお二人ともとてもプロフェッショナルで、役者としてとても刺激になりました。撮影はおわったばかりですが、またご一緒したいです。

■佐藤貴博プロデューサー
本作は藤原竜也と山田孝之という日本を代表する実力派俳優の激突を実現出来ました。この2人が揃ったことで、特殊な設定に説得力を持たせることができ、かつオリジナルを超えるドラマティックな展開と大迫力のアクションを実現できております。さらに本作はオリジナルとは異なる結末を用意しています。オリジナルから最も大きく変更を加えて、より深みあるドラマを持たせたキャラクターがヒロインの叶絵です。
よりドラマティックになった結末の重要な鍵を握るヒロインには、主演2人に負けない演技力と、華を持った女優でなければつとまりません。石原さとみさんは、演技力はもちろん、今もっともノリに乗っている旬なまさに“華”を持った女優だと思います。中田秀夫監督も何としても叶絵は石原さんに演じて欲しいと熱烈なラブコールを贈り、石原さんも脚本を読み応えてくれて、最高のキャスティングが実現しました。
8年ぶりの共演となる山田孝之とのキュートすぎる微笑ましいカップリング、藤原竜也との復讐心で対峙する緊張感、石原さとみさんの幅広い魅力が劇中で全開してますのでお楽しみに!
また藤原竜也から劇中最も操られるのが叶絵なので、操られる演技にもご期待ください!!

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa