日本が涙したあの瞬間。残酷で厳しいあの物語。新たな感動となっていま目の前に広がる
人間以上にヒューマンなドラマがここにあるー

1978年、日本初の≪動物大作映画≫として公開し、230万人もの観客動員を記録した『キタキツネ物語』。翌79年フジテレビで放送され44.7%の視聴率を記録、実写映画においていまだに不動の歴代1位、アニメ映画を含めても03年に放送した「千と千尋の神隠し」に次ぐ2位という、いわば国民映画です。
  そんな伝説的名作が「キタキツネ物語【35年リニューアル版】」として、新たな感動とともに生まれ変わり、2013年10月19日(土)に公開が決定しました!リニューアル版は未公開分を含めた膨大な100時間に及ぶフィルムを再編集。劣化が激しいフィルムはハリウッドのラボで高画質化に成功しました。35年前のものとは思えない鮮やかさ、眩しさが、スクリーンに広がります。キタキツネを見守る“柏の木”のナレーションを名優・西田敏行、父キツネ・フレップ役を佐藤隆太、母キツネ・レイラ役を平野綾がつとめ、人間以上に感情豊かなキツネたちを表現。よりキツネたちの心情に寄り添える演出となっております。音楽は、大河ドラマでお馴染みの渡辺俊幸が新たに担当し、主題歌を山崎まさよしが歌います。
35年前の『キタキツネ物語』を知る方にも初めて観る方にも心に響く、忘れられない作品となることでしょう。

 

第1回スンチョン湾世界動物映画祭 オープニング上映作品に決定!

 8月22日から26日まで韓国・スンチョン市で、<第1回スンチョン湾世界動物映画祭>が開催されることが決定しました。スンチョン市は、朝鮮半島南海岸地帯に位置するソウルから国内線で1時間ほどの市。本映画祭はスンチョン市が主催となって、「自然と人間、動物が共存する真夏の夜の映画祭り」をスローガンに、スンチョン湾自然生態公園や、スンチョンジョレ湖公園などスンチョン市内の特設野外ステージや劇場を使用して開催されます。
 その名の通り、動物映画の上映をメインプログラムとしており、動物と共に参加するレッドカーペットや、ペットと一緒に映画を鑑賞できる野外会場が作られるなど、「動物と人間が一緒に楽しめる映画祭」となっています。
  その記念すべき第1回のオープニング上映作品に、『キタキツネ物語【35周年リニューアル版】』が選ばれました。選出の理由を、韓国の著名な動物映画プロデューサーであり、本映画祭のエグゼクティブ・ディレクターでもあるキム・ミンキ氏はこう語ります。

“「命あるものの歓び」をとても魅力的に描くこの作品を、スンチョン湾世界動物映画祭の開催テーマに最も相応しいと考え、私たちは『キタキツネ物語【35周年リニューアル版】』を、第1回オープニング作品へ選出しました。
この伝説的な作品のリニューアル版を、世界で初めて、ワールドプレミア上映できることは、第1回となる本映画祭にとって非常に意義深く、喜ぶべきことです。
『キタキツネ物語【35周年リニューアル版】』は、大自然(柏の木のナレーション)や動物の視点、人称で語られます。このメッセージの伝え方は、他に類を見ません。そうすることで観客は主人公であるキタキツネたちの気持ちにより共感できます。人間のとなりにいる動物として、あくまでも人の目線で描かれる他の動物映画と大いに異なるオリジナリティです。ネイチャー・ドキュメンタリーの手法と吹替によるドラマ語りの手法が巧みに交わり、新鮮に映ります。そして老若男女、あらゆる世代が楽しめる作品になっていることが最大の魅力です。
キツネの家族の愛、命の誕生、そして親子のつらい別れ———キツネたちがわれわれ人間と同じ感情をもっていると不自然なく、さらに感動的に見せてくれるのです。“
 
<オープニング上映>
日時:8月22日(木)20:30〜
会場:スンチョンジョレ湖公園 特設野外ステージ 8月22日から26日まで韓国・スンチョン市で、<第1回スンチョン湾世界動物映画祭>が開催されることが決定しました。スンチョン市は、朝鮮半島南海岸地帯に位置するソウルから国内線で1時間ほどの市。本映画祭はスンチョン市が主催となって、「自然と人間、動物が共存する真夏の夜の映画祭り」をスローガンに、スンチョン湾自然生態公園や、スンチョンジョレ湖公園などスンチョン市内の特設野外ステージや劇場を使用して開催されます。
 その名の通り、動物映画の上映をメインプログラムとしており、動物と共に参加するレッドカーペットや、ペットと一緒に映画を鑑賞できる野外会場が作られるなど、「動物と人間が一緒に楽しめる映画祭」となっています。
  その記念すべき第1回のオープニング上映作品に、『キタキツネ物語【35周年リニューアル版】』が選ばれました。選出の理由を、韓国の著名な動物映画プロデューサーであり、本映画祭のエグゼクティブ・ディレクターでもあるキム・ミンキ氏はこう語ります。

“「命あるものの歓び」をとても魅力的に描くこの作品を、スンチョン湾世界動物映画祭の開催テーマに最も相応しいと考え、私たちは『キタキツネ物語【35周年リニューアル版】』を、第1回オープニング作品へ選出しました。
この伝説的な作品のリニューアル版を、世界で初めて、ワールドプレミア上映できることは、第1回となる本映画祭にとって非常に意義深く、喜ぶべきことです。
『キタキツネ物語【35周年リニューアル版】』は、大自然(柏の木のナレーション)や動物の視点、人称で語られます。このメッセージの伝え方は、他に類を見ません。そうすることで観客は主人公であるキタキツネたちの気持ちにより共感できます。人間のとなりにいる動物として、あくまでも人の目線で描かれる他の動物映画と大いに異なるオリジナリティです。ネイチャー・ドキュメンタリーの手法と吹替によるドラマ語りの手法が巧みに交わり、新鮮に映ります。そして老若男女、あらゆる世代が楽しめる作品になっていることが最大の魅力です。
キツネの家族の愛、命の誕生、そして親子のつらい別れ———キツネたちがわれわれ人間と同じ感情をもっていると不自然なく、さらに感動的に見せてくれるのです。“
 
<オープニング上映>
日時:8月22日(木)20:30〜
会場:スンチョンジョレ湖公園 特設野外ステージ

35年の時を経て、何故、今『キタキツネ物語』なのかー

 発端は2011年3月11日だった。被災地の力強い復興の様を、厳しい自然を生き抜くキタキツネに重ね合わせた三村順一監督及び製作陣たちは、震災への“思い”と未来を託す子供たちへの“願い”を込め、完全なる新作として作り直す決意をした。

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執筆者

Yasuhiro Togawa