7/20(土)朝9時、銀座4丁目に長蛇の列が出現。道行く人がふりむくほどの列は、シネスイッチ銀座の窓口前から晴海通りまで到達。その列は、初日を迎えたジャンヌ・モロー主演『クロワッサンで朝食を』を観に映画館に押し寄せた人々で、6時間も途絶えることはなかった。その勢いは2日目も止まらず、2日間で273席の客席が8回も満席を出す大ヒットスタートを切った。

銀座シネパトス、銀座テアトルシネマと銀座の映画館の閉館とさびしいニュースが続いていた中、銀座の中心、4丁目で映画文化を守り続けてきた老舗の単館映画館、シネスイッチ銀座。数々のヒットを生んできた映画館が、大作ではないフランス映画で本領を発揮するうれしいニュースが映画界に飛び込んできた。

☆7/20(土) 動員数:1,265人/興行収入:1,468,200円 
☆7/21(日) 動員数:1,156人/興行収入:1,339,000円
2日間合計 動員数2,421人/興行収入:2,807,200円

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執筆者

Yasuhiro Togawa