世界に14つしかない、国際映画製作者連盟(FIAPF)に認定されている、スペイン・バスク地方で開催されているA級映画祭の、サンセバスチャン国際映画祭に『天のしずく』(英題:Drops of Heaven)の公式出品が決定致しました。

「キュリナリー・シネマ部門」は、“食”、“ガストロノミー”をテーマとした映画を上映するノンコンペティション部門で、過去には『二郎は鮨の夢を見る』や『エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン』など国内でも公開した“食”ドキュメンタリー作品がセレクトされた事でも話題の部門です。

また、地元の一流レストランやシェフとタイアップをして、映画をオマージュした料理を開発し、映画観賞後はミシュラン星の付くレストランで料理も楽しめるという、“映画ファン”のみならず“美食家”たちからも注目の映画祭と部門です。
世界一の“美食の町”と言われているスペイン・サンセバスチャンで辰巳芳子さんの台所仕事と言葉、そして、その先にある世界はどのように映るのでしょうか。とても楽しみです。

上映日は、9月23日(月)予定となります。
上映後には、河邑監督のステージ挨拶とQ&Aも予定しています。

映画祭公式サイト:http://www.sansebastianfestival.com/in/

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執筆者

Yasuhiro Togawa