大人気ギャグコメディアニメ「秘密結社 鷹の爪」の3年ぶりとなる劇場版最新作『鷹の爪GO〜美しきエリエール消臭プラス〜』。7月20日(土)に発売開始される前売り券の特典が明らかとなった。

世界征服をたくらむベンチャー秘密結社鷹の爪団と、彼らの野望を阻む正義の味方・デラックスファイターとのやり取りを描いた世界征服コメディ「秘密結社 鷹の爪」は、2006年テレビ朝日の深夜にて放送されたTVシリーズ、同年のTOHOシネマズでのマナームービーの放映により爆発的人気を獲得し、昨年からNHK Eテレの番組「ビットワールド」でのTVシリーズ放送を機に、いまや小学生から大人まで全国区の人気を博している。

今回の前売りの特典は、“自虐が過ぎる!島根県黙認!『島根県×鷹の爪 スーパーデラックス卓上カレンダー 幻のコピーセレクション』”だ。この特典は、2010年から「日本で47番目に有名な県」「世界遺産があると言っても信じてもらえない」など自虐的なフレーズで島根県をPRしてきた通称【島根自虐カレンダー】の初のスピンオフアイテム。昨年11月には2013年の卓上版カレンダー5,000部が約1週間でほぼ完売となり、その人気ぶりが日本テレビ「月曜から夜ふかし」でも取り上げられるなど、全国から注目を集めている。

そもそも “吉田くん“は島根県吉田村(現在の島根県雲南市吉田町)出身という設定の下、自虐を交え勝手に島根県をPRしていたことがきっかけで、2009年、島根県から「観光大使」や「親善大使」を超え様々なシーンで活躍してほしい、“吉田くん”らしい視点での「島根の魅力」を伝え、親善大使を超越した存在であって欲しいという思いから「しまねSuper大使」に任命された。『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE2〜私を愛した黒烏龍茶〜』でも島根を舞台にするなど、島根と「鷹の爪」は切っても切れない関係にある。

今回の特典となるカレンダーは、いつも以上に自虐ネタが過激なため採用されなかったコピーを目にすることが出来る。7月は「人気レジャーは選挙です。/ごめんね!島根県」など、娯楽が少ないことを揶揄するようなフレーズがいきなり登場。過激なコピーのため、通常とは異なり島根県公認から「島根県黙認!」となってしまった一方で、キャラクターがフルカラーとなりファンには新鮮なコピーとデザインとなった。表紙を含め7月〜12月までの半年間使えるカレンダーだ。前売り券は7月20日(土)から一部劇場で販売開始となる。

『鷹の爪GO〜美しきエリエール消臭プラス〜』は9月13日(金)より全国ロードショー。

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執筆者

Yasuhiro Togawa