最愛の女神に捨てられ、バンドは解散の危機。 
カッコわるいままじゃいられない—
総製作費25,000ドル。
クエンティン・タランティーノ、モンテ・ヘルマン、ガス・ヴァン・サント、イーサン・コーエン…
奇才たちの映画愛に支えられた、クールでキュートなロックン・ロード・ムービー!!
  
最愛の恋人に突然、別れを告げられたL.A.在住のロッカー、ブレット。しかも、追い打ちをかけるように所属するバンドには解散の危機が迫り…。9月14日(土)に公開が決定した『ストラッター』は、失意のどん底に突き落とされた青年の憂鬱な日々を、スタイリッシュな映像でユーモラスに描き出したロック・ムービーだ。主人公のロッカー、ブレットに片思い中の映画狂の美女・クレオとのもどかしい恋愛模様や、恋敵である“L.A.版ジャーヴィス・コッカー”デイモンとの奇妙な友情、恋多き母親の恋人・フランクとの交流などが、モノクロームの映像によって綴られていく。監督は長年コンビで映画制作を続けてきたアリソン・アンダース(『ガス・フード・ロジング』(91)、『フォー・ルームス』(95)、『グレイス・オブ・マイハート』(96))とカート・ヴォス。今回、13年ぶりにタッグを組み、『ボーダー・レディオ』(87)、『Suger Town』(99/未公開)に続く、“南カリフォルニア3部作”の最終章となる本作を完成させた。 

予告編::http://youtu.be/jhjTpcBZ1RM

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執筆者

Yasuhiro Togawa