2012年4月から放送され、最高19.9%という高視聴率を記録した中居正広主演の大ヒットTVドラマ『ATARU』。サヴァン症候群に起因する特殊な能力を持った主人公が、迷宮入りしかけた難事件を解決していくという斬新なストーリーが話題を呼び、世代を問わず幅広いファンを獲得したこの話題作が、いよいよスクリーンに登場します。
 
そして、この度、人気キャラクターの鑑識課・石川唯役としてドラマシリーズに出演していた光宗薫が、長い沈黙を破り、『劇場版 ATARU』に女優として戻ってくることが決定しました!! 今年1月6日放送の『ATARUスペシャル〜ニューヨークからの挑戦状!!〜』では、劇中で「美人鑑識・石川唯」のポスターに向かい、同じ鑑識課の渥見怜志(田中哲司)が「早く帰ってこい!」と熱いメッセージを送ったほど、キャスト・スタッフ含め制作陣誰もが待ち望んでいた光宗薫の復帰。
 自身のクランクイン初日には『自分でもびっくりするくらい緊張しました(笑)』と語る程、戸惑いを隠せなかったようですが、クランクイン時にスタッフ・キャスト全員に光宗薫が紹介された際には、大きな拍手と共に『お帰り!!』とスタッフから声がかかるなど暖かい光景が見られました。そして、それに応えるかのように、ブランクを感じさせず、アドリブの演技も交えるなど堂々とした演技を披露しました!同じ鑑識課の渥見や水野流美(島崎遥香)との掛け合いも息の合ったものとなりました。
“石川唯”が、そして“女優・光宗薫”が、「ATARU」に帰ってきたことを印象付けました。

※石川唯…警視庁鑑識課・機動鑑識係。合コン好き。二重人格かと思えるくらいの気分屋。普段は愛想が良いが、仕事になると性格がキツく、言葉遣いが荒くなるというコミカルなキャラです。
 
<石川唯役 光宗薫コメント> 
『ATARU』に関しては、その仕事の大きさとかでなく、とにかくたくさん勉強させて頂きましたし、自分にとって特別な思いがあります。だから劇場版のオファーを頂いた時には、『こちらこそ是非!よろしくお願いします!』っていう気持ちでした(笑)

一年ぶりの『ATARU』の現場だったので、すごく緊張しました。以前、『ATARU』のテレビドラマ撮影時に、緊張しすぎてしまってセリフが全部飛んでしまったことがあったのですが、その時の感覚をまた思い出したくらい緊張しました。

現場の雰囲気が変わっているかと思っていたのですが、良い意味で何も変わっていなかったと思います。撮影現場もキャストやスタッフの方が本当に暖かく、すごく私のことを大事にしてくださっていると感じました。そんな良い雰囲気の現場だったから、以前と変わらずに演じることが出来たと思います。

私は、ぱるるさん(島崎遥香)演じる、水野流美と一緒に共演するのは今回の劇場版が初めてだったので、二人がどういう掛け合いをするのかというのも、演じるにあたって色々考えていた部分のひとつでした。今回の見所の一つなのではないかと思います。私が演じる唯も、今回もすごく感情の起伏が激しくて、周りに当たり散らしています(笑)。そういうところも楽しんで観ていただけると嬉しいです。

『ATARU』の現場もそうなんですけど、お仕事を通して今まで私の知らなかった世界を沢山見ることができたので、これからもすごくやってみたいなとか興味を持っている世界を覗きながら、色んな発見ができたらなと思っています。

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執筆者

Yasuhiro Togawa