10月12日(土)に全国公開となる映画『陽だまりの彼女』(配給:東宝、アスミック・エース)。
  累計発行部数60万部を超える“女子が男子に読ませたい恋愛小説No.1”「陽だまりの彼女」(新潮文庫刊)を、大ヒット作『ソラニン』『僕等がいた』を手掛けた恋愛青春映画の名手・三木孝浩監督が映画化。『花より男子ファイナル』以来【5年】ぶりの映画出演となる松本潤が主人公・浩介を、そして『のだめカンタービレ 最終楽章 前・後編』以来【3年】ぶりの映画出演となる上野樹里がヒロイン・真緒を演じる。
  10年ぶりに再会した浩介と真緒。初恋の相手だった2人は再び恋に落ちる。しかし、彼女には“不思議な秘密”があって…。驚きと嬉しさに涙があふれる、永遠のファンタジック・ラブストーリー!

  この度、松本潤、上野樹里に続き、本作を彩る豪華キャストを発表する運びとなりました!
  真緒の会社の先輩であり、真緒に密かに想いを寄せる新藤春樹役に玉山鉄二。浩介の会社の先輩でモテない男、田中進役に大倉孝二。同じく浩介の会社の同僚、峯岸ゆり役に谷村美月。浩介の弟、奥田翔太役に菅田将暉。物語の鍵を握る映画オリジナルの謎のキャラクター・大下役に夏木マリ。
  さらに、北村匠海(中学時代の浩介)、葵わかな(中学時代の真緒)、小籔千豊(浩介が勤める会社の部長)、西田尚美(浩介の母)、とよた真帆(真緒が勤める会社の上司)、木内みどり(真緒の母)、塩見三省(真緒の父)も出演。
個性豊かな実力派俳優陣が紡ぎ出す映画『陽だまりの彼女』の世界にどうぞご期待ください。

新藤春樹 役:玉山鉄二(たまやまてつじ)
真緒が勤める下着メーカー会社の先輩。真緒に密かに想いを寄せているが・・・。浩介の恋のライバル?

≪コメント≫
陽だまりの彼女の作品に出演出来た事、とても光栄かつ、素敵な現場時間でした。松本君、上野さん、皆さんがこの作品に対する愛情が豊かで、色んなアイデア、キャラクター設定、全てが巧妙で自分も勉強させて頂きました。自分の新藤という役は原作に無い役所で、キャラクター作りに凄く苦悩しましたが、監督とも丁寧なディスカッションが出来て、新鮮なキャラになったと思ってます。
この作品は三木監督独自の優しい画の中に、何か懐かしい、青春時代のあの胸がキュンとした不思議な感覚、直視出来ない位の切なさ、決して霞む事の無い愛。
気がつけば、微笑み、涙し、清々しい気持ちなれるような作品になってると思います。

田中進 役:大倉孝二(おおくらこうじ)
浩介が勤める交通系広告代理店の先輩。恋に積極的だが一向にモテず・・・いまだ独身。

≪コメント≫
この映画のテーマソング「素敵じゃないか」は、言わずと知れた、ビーチ・ボーイズの名盤「ペット・サウンズ」のオープニングナンバー。
僕は10代の頃から、このアルバムを愛聴していましたが、去年の夏から秋にかけて、なぜか久しぶりに頻繁にレコードに針を落としていたのです。毎日のように。
そんな時、渡された映画の脚本に印刷されていた、テーマソング「素敵じゃないか」の文字。
だから何だって訳じゃないのですが、そんな事があるんですね。よろしくお願いいたします。

峯岸ゆり 役:谷村美月(たにむらみつき)
浩介の同僚。浩介と田中のやり取りに、いつも冷静なツッコミを入れるちょっとクールな女子。

≪コメント≫
撮影現場にはとても優しい時間が流れていました。峯岸という、もともと原作にはないオリジナルのキャラクターがどのように映画の中で存在しているのか、わたしも楽しみです。

奥田翔太 役:菅田将暉(すだまさき)
浩介の弟。いつもおちゃらけているが、浩介のことを一番よく理解している人物。

≪コメント≫
三木監督の頭にある映像がとても愛おしく、素敵で、毎度毎度それを具現化していくお芝居が快感でした。自分は、自由に生きているだけに感じる兄への思いを素直にぶつけ、兄の新たな人生が少し動き出すきっかけを作る役。影ながらタイミング良く出てくる弟を、大事に演じたいなと思いながら撮影をしました。
完成した映画は、画が美しく、二人の出会いが魅力的で刹那的で、切なすぎて。
でも、素直に憧れを感じましたし、愛おしい何かを見つけた時に一歩踏み出す勇気をもらいました。
みなさんにも是非観て頂きたいです。

大下 役:夏木マリ(なつきまり)
映画オリジナルのキャラクター。謎に包まれた物語のキーパーソン・・・?

≪コメント≫
ビーチ・ボーイズの素敵じゃないかが流れる中、こんな恋なら 夢でもいいな・・・・。
そんな思いに連れていかれた。
陽だまりの彼女、素敵じゃないか!

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執筆者

Yasuhiro Togawa