この度、昨年ヴェネチア国際映画祭コンペティションに出品され話題を呼んだ、テレンス・マリック監督最新作『トゥ・ザ・ワンダー』が、8月9日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほかにて全国公開いたします。 そして今回、日本オリジナル予告編が完成、解禁となりました!

 1978年『天国の日々』でカンヌ国際映画祭監督賞、98年『シン・レッド・ライン』でベルリン国際映画祭金熊賞を獲得し、2011年『ツリー・オブ・ライフ』でのカンヌ国際映画祭パルムドール受賞も記憶に新しい、“生きる伝説”テレンス・マリック監督。40年を越えるキャリアのうち監督作はこれまで6本と寡作ながら、そのひとつひとつが芸術作品ともいえる高い完成度を誇り、ブラッド・ピット、ショーン・ペンなど多くのスターから出演を熱望されるテレンス・マリック監督最新作『トゥ・ザ・ワンダー』が、いよいよ日本でも、8月9日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほかにて全国公開となる。 

  主演は監督を務めた『アルゴ』が本年度アカデミー賞作品賞を受賞し、今最も注目されているベン・アフレック。彼も出演を熱望した一人であり、自身の監督作の撮影で忙しい中にもかかわらず、今回出演が実現した。共演には、『007 慰めの報酬』ボンドガール役で一躍脚光を浴び、『オブリビオン』でトム・クルーズと共演を果たしたオルガ・キュリレンコ。さらに、『ミッドナイト・イン・パリ』のレイチェル・マクアダムス、『ノー・カントリー』、『007 スカイフォール』での悪役も記憶に新しい、怪優ハビエル・バルデムなど豪華俳優陣が脇を固める。
  
  今回解禁となった日本オリジナルの予告編では、幻想的なフランス・モンサンミシェルやアメリカ・オクラホマの荒涼とした自然の中で、ベン・アフレック演じるニールとオルガ・キュリレンコ演じるマリーナの愛の始まり、喜び、そして切ないほどの残酷さをもって愛が移ろう様が、息をのむような映像美やワーグナー、チャイコフスキーの音楽とともに描かれる。ビジュアルとサウンドが織りなす“究極の映像体験”ともいえる、巨匠テレンス・マリック監督が奏でる壮大な愛の映像抒情詩は、圧倒的な美しさで観客の心を深く揺さぶることだろう。

予告編::http://youtu.be/zjaHNZOHd1k

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執筆者

Yasuhiro Togawa