国民的脚本家・演出家として日本のエンタテインメント界を牽引する三谷幸喜。『THE有頂天ホテル』(06)、『ザ・マジックアワー』(08)と立て続けに大ヒットを飛ばし、前作『ステキな金縛り』では日本中を爆笑と感動の渦に巻き込み、興行収入42.8億円を記録、2011年日本映画実写NO.1となりました。

  そして、三谷監督待望の最新作『清須会議』がいよいよその姿を現します!
  17年ぶりとなる自身による書き下ろし小説を原作としつつも、小説とは全く違うアプローチで映画化された本作。織田信長亡き後、織田家の跡継ぎ問題と領地配分を議題に、日本史上初めて“会議の席上で歴史が動いた”と言われる【清須会議】をテーマに、日本映画界を代表する豪華絢爛なキャスト陣を迎え、その時代を必死にそして懸命に生きた人々の可笑しくも愛おしい姿を描く群像劇です。

  明日6月29日(土)より映画館で、本作のポスター・チラシの掲出が始まります。ポスターに描かれるのは、主要登場人物16名。清須会議に出席した柴田勝家(役所広司)、羽柴秀吉(大泉洋)、丹羽長秀(小日向文世)、池田恒興(佐藤浩市)の4人を中心に、織田信長、明智光秀、前田利家、黒田官兵衛ら歴史の教科書では常連の戦国武将や、お市様や秀吉の妻・寧など戦国時代を彩る女性たちが勢ぞろい。しかし、そこはやはり時代劇の枠を超えた“三谷流歴史エンタテインメント”。16名は全て実在した歴史上の人物だが、それぞれが、これまでのイメージを覆す一癖も二癖もありそうなキャラクターたちばかり。ちなみに、映画館に掲出されるチラシには彼らの説明や相関関係も記されているので、誰がどの人物かを確認しながら、彼らが映画の中でどのように活躍するのか、ぜひ想像をふくらませて欲しい。

※ポスタービジュアル 最上段左から
   織田信長(篠井英介)、織田三十郎信包(伊勢谷友介)、織田信雄(妻夫木聡)、織田信孝(坂東巳之助)
  二段目左から
   お市様(鈴木京香)、柴田勝家(役所広司)、羽柴秀吉(大泉洋)、寧(中谷美紀)
  三段目左から
   前田利家(浅野忠信)、丹羽長秀(小日向文世)、池田恒興(佐藤浩市)、黒田官兵衛(寺島進)
  最下段左から
   前田玄以(でんでん)、堀秀政(松山ケンイチ)、松姫(剛力彩芽)、明智光秀(浅野和之)
   
  さらに明日29日より映画館で、30秒の特報映像も上映される。誰が味方で誰が敵か、群像劇ならではの様々な駆け引きが飛び交う濃密な映像の中には、ポスターに描かれていない人物も登場する。特に、前作『ステキな金縛り』で大活躍した西田敏行演じる架空の戦国武将・更科六兵衛の“生前”の姿も見られるので、三谷作品ファンなら必見だ。
※特報映像は、Yahoo!映画 http://movies.yahoo.co.jp/ で28日(金)より先行配信。
  映画『清須会議』公式サイト http://kiyosukaigi.com/ で29日(土)午後より配信予定。

  映画完成は8月を予定。三谷幸喜と超豪華キャストで贈る笑いと驚きとドラマに満ちた全く新しい歴史エンタテインメントの誕生に、どうぞご期待下さい!

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執筆者

Yasuhiro Togawa