★67 年前の奇跡が映画となって蘇ったきっかけ
数年前、ダコタの搭乗員であった兵士の息子が佐渡を訪れ、父の感謝の意思を村人たちへ伝えた。この事実を現代の世に伝えるべく地元有志が立ち上がり、映画化が実現

★地元に支えられた真の意味でのご当地映画
舞台となった佐渡郡高千村の方々、全国から集まったエキストラは総勢 3,000 名。作品の制作段階においてもボランティアとして支援にあたり、本作品を完成させた

★現代の佐渡に蘇った《ダコタ》
日本で初めて C-47、通称ダコタを本格的に扱った映画。実話に登場する同型機をタイから実際に取り寄せ、解体・組み立てている

★日英交流 400 周年
400 年もの長きに渡る日英交流と、未来へ続く友好を象徴する記念すべき映画。駐日英国大使館後援

その島が選んだのは、憎しみか、日本人の誇りか
終戦から5ヶ月、佐渡の地に舞い降りた一機の英国機が運んだものは—
67年の時を経て今蘇る、戦争と国境を越えた感動の実話

主演には、「ハンチョウ〜警視庁安積班〜」シリーズなどで活躍する比嘉愛未と、映画『ふがいない僕は空を見
た』で、ヨコハマ映画祭最優秀新人賞などに輝いた窪田正孝。さらに、『カンゾー先生』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を獲得した柄本明をはじめ、ベンガル、洞口依子、芳本美代子、螢雪次朗、園ゆきよら幅広い顔ぶれが脇を固めます。監督は、「牡丹と薔薇」で、昼ドラブームの先駆けとなった油谷誠至。人間の機微を丹念かつ大胆に掬い取ってみせる手腕で、初の劇場作品に取り組みます。音楽を宇崎竜童、そして石井里佳が歌う主題歌「ホームシック・ララバイ」では、宇崎は編曲を担当し、久々に阿木燿子とのコンビを復活。

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執筆者

Yasuhiro Togawa