この度、日本・ポルトガル交流 470 周年を記念し、ポルトガルの俊英ミゲル・ゴメス監督の最新作『熱波』(シアター・イメージフォームにて公開)と、オリヴェイラ、モンテイロなどポルトガルの巨匠たちの作品を一挙上映する「特集 ポルトガル映画の巨匠たち」(ユーロスペースにて公開)を 7 月 13 日(土)に同時封切することとなりました。本企画では、今ヨーロッパでもっとも注目されている俊英の新作公開と、映画史に名を刻む巨匠たちの特集上映を通し、ポルトガルの映画芸術の歴史と今に触れることがきる貴重な機会となっております。また上映期間中は、半券持参による劇場間の相互割引を実施いたします。

「特集 ポルトガル映画の巨匠たち」
■上映期間:2013 年 7 月 13 日(土)-7 月 19 日(金)(7 日間)
■会場:ユーロスペース
■上映作品 一例
≪マノエル・ド・オリヴェイラ監督≫『春の劇』(63)、『アブラハム渓谷』(93)、『階段通りの人々』(94)
≪ジョアン・セーザル・モンテイロ監督≫『黄色い家の記憶』(89)
≪ミゲル・ゴメス監督≫『私たちの好きな八月』(08)、『自分に見合った顔』(04/国内初上映)
主催:一般社団法人コミュニティシネマセンター、アテネ・フランセ文化センター、ユーロスペース|フィルム提供(「アブラハム渓谷」「階段通りの人々」):東京国
立近代美術館フィルムセンター|特別協力:ポルトガル大使館|協力:映画美学校

第 62 回ベルリン国際映画祭
アルフレッド・バウアー賞(新人賞)/国際批評家連盟賞 W 受賞
ある老婆の現在の虚無感と過去の情熱的な記憶を辿る、上質なメロドラマ

ポルトガルの巨匠、ペドロ・コスタ監督に“ポルトガルで今最も注目すべき監督”とその才能を認められ、本作で仏誌「カイエ・デュ・シネマ」や英誌「サイト・アンド・サウンド」の 2012 年映画ベスト 10 入りを果たしたミゲル・ゴメス。死の間際にある老婆が、若き頃アフリカの大地で落ちた狂おしい恋の記憶を描いた情感あふれる傑作。

監督・脚本:ミゲル・ゴメス
出演:テレサ・マドゥルガ(『アブラハム渓谷』)、カルロト・コッタ(『ミステリーズ 運命のリスボン』)
【2012 年|118分|モノクロ |スタンダード|35㎜|ポルトガル=ドイツ=ブラジル=フランス合作|
ポルトガル語|原題 TABU】 提供:新日本映画社 後援:ポルトガル大使館

7 月 13 日(土)、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開

【相互割引について】
※「特集 ポルトガル映画の巨匠たち」・・・映画『熱波』の半券持参で当日一般一回¥1,500 より 200 円割引
※『熱波』・・・「特集 ポルトガル映画の巨匠たち」半券持参で当日一般¥1,800 より 200 円割引

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa