『バナナVSピーチ フェス・in・新宿』が快進。1週間の興行で、満席を連発、3時間前に売り切れる回もあり、入りきれずに入場を断られたファンも多くいた。
一週間の限定上映とはいえ、2日目の日曜を除くすべての回で満席。自主映画の企画上映としては極めて稀で、想定をしのぐ人気ぶりだった。
自主映画としての連日満員 98%観客動員達成は、『SR サイタマノラッパー』『MOOSIC LAB』に続く。

最終日の舞台挨拶の様子::http://youtu.be/xvH7xjbzhNs

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で観客賞を取ったとはいえ、何が大きな動員に繋がったのだろうか。
人気若手監督の新作を観たいという要因もあっただろうが、やはり、キャストと若手のコラボの面白さが評価されてのことだったのだろう。違う監督がそれぞれ同じ俳優を使うという企画のため、主演が二役を演じることとなり、俳優らの違う魅力を発見できる機会でもあった。

自主映画初出演という長谷川初範、近藤芳正をはじめ、実力派の渡辺真起子、若手売り出し中の奥野瑛太や太賀などが主演に名を連ね、画に重みを出す役割を担った。商業ベースでの映画でしか見れない顔ぶれをそろえることによって、映画関係者などのプロにも興味を繋ぎ、口コミを生んだ結果となったようだ。
長谷川は日本テレビ「PON!」にゲストで出演、作品の告知を行うなど、通常東京のミニシアターでの上映ではかなわない、メジャーな情報番組にも露出し、日頃シネコンにしか足を踏み入れない層にもアピールしたとみられる。

今企画で作品を監督したのは、小林でび、平波亘、加藤行宏、前野朋哉、熊谷まどか、上原三由樹、天野千尋、岨手由貴子の8人。『バナナVSピーチ フェス』としては東京都内での追加上映が早急に検討されているほか、地方での上映も計画されている。

今回、満席で鑑賞出来なかった観客の皆さまのために、現在、新しい劇場探しを模索しております。未使用の前売り券は、そのままお持ちくださいますようお願いします。
決定の際は、公式サイトならびに当サイトでもおしらせ致します。

Twitterアカウントは、@bananavspeach です。
https://twitter.com/bananavspeach

公式サイト
http://bananavspeach.digi2.jp/

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=51397

http://data.cinematopics.com/?p=51398

http://data.cinematopics.com/?p=51399

http://data.cinematopics.com/?p=51400

http://data.cinematopics.com/?p=51401

http://data.cinematopics.com/?p=51402

http://data.cinematopics.com/?p=51403

http://data.cinematopics.com/?p=51404

執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro TogawaYasuhiro TogawaYasuhiro TogawaYasuhiro TogawaYasuhiro Togawa