カンヌ国際映画祭にて新人監督に贈られる最高の栄誉、「新人監督賞」。1979 年にこの賞を受賞したジャック・ドワイヨン監督が、それから34 年の時を経た2013 年、第63 回ベルリン国際映画祭パノラマ部門に新たな作品を出品しました。

その彼の話題作、ラブバトル(英題:LOVE BATTLES/原題:Mes séances de lute)の公開が決定致しました。

泥の中で、激しくぶつかる男と女

主演は、『L’Esquive』にて第 30 回セザール賞有望若手女優賞、『戦争より愛のカンケイ』にて第 36 回セザール賞主演女優賞を、当時弱冠 23 歳にして受賞したサラ・フォレスティエ。
共演は、チャールズ・チャップリンの孫であり、サーカスやマイム、ダンスなど多彩な才能で世界を魅了する、ジェームス・ティエレ(『宮廷料理人ヴァテール』)。
監督は『ラ・ピラート』『ポネット』等名立たる作品を残し、トリュフォーもその才能に惚れたことで有名なジャック・ドワイヨン。
『ポネット』以来、16 年ぶり待望の劇場公開。
本作で 2 人の俳優が体当たりで演じた心と体のぶつかり合いは、フランスの美しい恋愛映画の印象をすっかり塗り替えてしまう。その衝撃的な映像に、誰もが圧倒される—。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=51575

執筆者

Yasuhiro Togawa