1位「水嶋ヒロ」、2位「黒執事」、3位「シエル」、4位「セバスチャン」——これは『黒執事』の実写映画化が発表された日のヤフー株式会社が運営する「リアルタイム検索」(2013 年 1 月 9 日)の「注目のキーワード」。
ベスト 10 のうち 7 項目を『黒執事』関連ワードが占拠。話題騒然なのは国内ばかりではない。フェイスブックには実写映画化に色めく世界各国のファンからのコメントが溢れ、アジア、アメリカ、ヨーロッパと、世界がくまなくどよめいた。国内外で注目を集める超話題作『黒執事』。今回は、お茶の間で人気を博し、幅広い世代から愛される女優、優香(32)の出演が明らかに!
先日公開した、主演映画「体脂肪計タニタの社員食堂」では明るく前向きなキャラクターで観客を魅了したが、本作では一転、ミステリアスで妖艶な役に挑戦!32 歳の実年齢を 7 歳上回る色香漂う 39 歳の役に初挑戦する。

優香は剛力彩芽演じる男装の令嬢・幻蜂汐璃(げんぽう しおり)の叔母役、若槻華恵(わかつき はなえ)を演じる。華恵は未成年である汐璃が巨大企業ファントム社を経営、巨額の財産を受け継ぐ為に後見人となり、彼女を支える。そして汐瑠の壮絶な過去を知る、唯一の理解者でもある。独身を通し、知的で妖艶な魅力を纏い、水嶋ヒロ演じる執事・セバスチャンと汐璃が追う怪事件の捜査に協力する。このキャラクターは原作からインスパイアされた全くのオリジナルである。
本作で、優香はその妖艶さが一層増す、バラの花びらを散りばめたバスタブの入浴シーンがある。豪華なセットの中、濡れたゴージャスな身体を披露!!そのシーンは男性のみならず、女性が憧れる美しく、洗練されたシーンとして演出されている。

原作は月刊「G ファンタジー」で連載中の枢(とぼそ)やなの大人気コミックで、単行本 16 巻の累計発行部数は 1500 万部 (海外分を含む) を超える大ヒットコミック。世界 42 の国と地域で翻訳され、国内ばかりか海外のアニメコンベンションでも賞を受賞。08〜10 年にはテレビアニメが放映され、09 年、10 年にもミュージカル化され 13 年には 10 年版の再演を果たし、あとは実写映画化を待つばかりとなっていた話題作。
実写映画『黒執事』には既に発表されている、水嶋ヒロ、剛力彩芽、山本美月に続き、大野拓朗、海東健、丸山智己、城田優、安田顕、橋本さとし、志垣太郎、伊武雅刀、岸谷五朗の出演も今回初めて明らかになった。

■優香 コメント
監督やプロデューサーの方々のこの作品に対する熱意がとても強く、その中に入れることがとにかく嬉しかったです。
演じる若槻華恵は、ミステリアスな女性で、今までにない役だったので挑戦するという想いでいっぱいで不安もありました。とにかく、“貫禄”、“大人”、“リーダー”、“愛のある人”ということを意識し、精一杯演じました。
皆様に抱いてもらっているイメージを良い意味で裏切るような、大人のイメージを持ってもらえることを確信しています。
これからも様々な役をやっていきたい!と思わせてもらえた作品に出逢えて、感謝しています。

■監督 大谷健太郎 コメント
優香さんが、最初、若槻華恵役を演じるにあたって、とても悩んでいたのを覚えています。
映画「黒執事」にとって、華恵はとても重要で、役作りの難しい役でもありました。
優香さんは、これまでのタレント業から、本格的に女優として活動していきたいという分岐点に立っていらして、華恵の役作りに真摯に取り組む優香さんの姿勢に、自分も心打たれました。
現場での彼女の演技は、最初悩んでいたのが信じられないくらい素晴らしかった。
誰もが知っている優香さんが、誰も知らない優香さんの魅力を全開にしてくれました。
ぜひ楽しみにして下さい。

■監督 さとうけいいち コメント
「若槻華恵」はある意味ハードな役であります。バラエティーや、他の作品等で観る優香さんとは 180°違う顔を見るコトができます。
007 のボンドガールか!?、ルパンの峰不二子か!?、はたまた!?
まあソレは見てのお楽しみと云うことで。
今作では、撮影にあたってどんなプランで撮るか?と絵コンテなるモノを沢山描いたのですが、中でもアクション以上に華恵(優香さん)の入浴シーンは格別ゴージャスになるようにとカラーで仕上げたのは此処だけの秘密でお願いします(笑)。ある有名ブランドの CF 以上のゴージャスさかと。
この映画で表現された優香さんに「セクシー&カッコイイ」を感じると断言します!

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執筆者

Yasuhiro Togawa