この度、扶桑社より『ソウルメイト —奇跡を支えた魂の絆—』(木村秋則・著)を出版するはこびとなりました。約 10 年もの間、無農薬・無肥料でリンゴを実らせることに挑戦し、みごと成功させた舞台裏には、何があっても引き裂かれない強い絆で結ばれた「ソウルメイト」とも言うべき妻・家族・親友たちの存在がありました。6/8 より全国ロードショーの映画『奇跡のリンゴ』(東宝系)で妻・娘・親友との絆が感動的に描かれていましたが、著者がこれまで心に秘めていた思いと、今後の日本の農業への提言が温かな筆致で書かれています。

各地からの講演依頼や栽培指導のオファーが殺到し、自然栽培への注目が高まっている今、著者が伝えたい「生き方」「農業」「食」「絆」「見えない大事なもの」等のメッセージが詰まった1冊です。

<CONTENTS>
1章 私の伝えたいこと 〜日本、生き方について〜
2章 農業は、日本の宝
3章 畑のリンゴが教えてくれること
4章 見えない力と歩き続けて
5章 一番のソウルメイトは、やっぱり女房
6章 リンゴの奇跡を助けてくれたソウルメイト

木村秋則
●1949 年、青森県弘前市生まれ。木村興農社代表。弘前実業高校を卒業後、川崎市内のメーカーに就職するが、1 年半で退職。1971 年に故郷に戻り結婚、リンゴ栽培を中心とした農業に従事。農薬で妻が体をこわしたことをきっかけに、1978 年頃から無農薬・無肥料のリンゴ栽培にチャレンジを始める。10 年近くにわたって無収穫が続き、苦難の日々が続いたが、ついに完全無農薬・無肥料のリンゴ栽培を成功させた。現在、リンゴ栽培のかたわら、国内はもとより海外でも農業指導を続けている。
http://www.akinorikimura.net/

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執筆者

Yasuhiro Togawa