世界で活躍する新進気鋭の26人の監督が、5分1本勝負でアルファベット文字から「死」をテーマに描くホラー・オムニバス映画『ABC・オブ・デス』の日本公開が7月20日(土)より新宿武蔵野館でレイトショー公開が決定いたしました。
この度、予告動画が解禁となりましたのでお知らせ申し上げます。

A is for Apocalypse:ナチョ・ビガロンド 『タイム・クライムス』
B is for Bigfoot:アドリアン・ガルシア・ボグリアーノ 『36 PASOS』
C is for Cycle:エルネスト・ディアス・エスピノーザ 『ミラージュ』
D is for Dogfight:マルセル・サーミエント 『デッドガール』
E is for Exterminate:アンジェラ・ベティス 『May』『ザ・ウーマン』(女優)
F is for Fart:井口 昇 『片腕マシンガール』
G is for Gravity:アンドリュー・トラウキ 『ブラック・ウォーター』
H is for Hydro-Electric Diffusion:トーマス・マリング 『ニンジャ・インポッシブル』
I is for ingrown:ホルヘ・ミッチェル・グラウ 『We are what we are』
J is for Jidai-geki:山口 雄大 『地獄甲子園』
K is for Klutz:アンダース・モーガンタラー 
L is for Libido:ティモ・ティヤハヤント 『マカブル/永遠の血族』
M is for Miscarriage:タイ・ウェスト 『インキーパーズ』
N is for Nuptials:バンジョン・ピサヤタナクーン 『心霊写真』
O is for Orgazm:ブルーノ・フォルザーニ&エレーヌ・カテト 『煽情』
P is for Pressure:サイモン・ラムリー 『Red White & Blue』
Q is for Quack:アダム・ウィンガード 『V/H/S』
R is for Removed:スルジャン・スパソイェヴィッチ 『セルビアン・フィルム』
S is for Speed:ジェイク・ウェスト 『ゾンビハーレム』
T is for Toilet:リー・ハードキャッスル(応募部門代表) 
U is for Unearthed:ベン・ウィートリー 『キル・リスト』
V is for Vagitus:カーレ・アンドリュース 『パニック・スカイ』
W is for WTF:ジョン・シュネップ
X is for XXL:ザヴィエ・ジャン 『ディヴァイド』
Y is for Youngbuck:ジェイソン・アイズナー 『ホーボー・ウィズ・ショットガン』
Z is for Zetsumetsu:西村 喜廣 『東京残酷警察』

昨年9月カナダ「トロント国際映画祭2012」でワールドプレミア上映され、その内容の面白さにネットでも話題となり、今年2月「ゆうばり国際ファンタステック映画祭2013」でも正式出品作品として上映されるや、立ち見が出る程の人気を博したオムニバス形式によるホラー・フィルム・プロジェクト、『ABC・オブ・デス』(原題:“THE ABC’s OF DEATH”)。
15ヵ国から選ばれし新進気鋭の26人のホラー監督が、与えられたアルファベット1文字から自由な手法で様々な「死」を5分間で描くというコンセプトで制作された26編によるショート・ホラー・ムービーが今夏、日本での公開が正式に決定いたしました。
日本からは『片腕マシンガール』の井口昇監督、『東京残酷警察』の西村喜廣監督、『地獄甲子園』の山口雄大監督の3名が参加。その他、『フロンティア』のサヴェエ・ジャン、『サヴァイヴ殺戮の森』のクリストファー・スミス、『心霊写真』のバンジョン・ピサヤタナクーン、『TIME CRIMES タイム・クライムス』のナチョ・ビガロンド、『ホーボー・ウィズ・ショットガン』のジェイソン・アイズナーなど、世界選抜された25人のホラー監督と、コンテスト形式で選出された26人目のイギリス出身の新鋭監督、リー・ハードキャッスル。このコンテンストのお題はアルファベットの「T」。彼は、【トイレ「Toilet」】が迫り来る恐怖をクレイアニメで描いた作品で見事にその座を勝ち取った。
観る者を釘付けにする斬新な発想で描かれた「死」にまつわる26編の“なんでもアリのオムニバス・ホラー”にご注目下さい。

予告編::http://www.youtube.com/watch?v=15KjUVMSqws

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=50966

執筆者

Yasuhiro Togawa