7月12日から21日に埼玉県川口市で行われる「第10回SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」(IDCF)の国内コンペティションが発表され、短編部門に今年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭・観客賞(ファンタランド大賞イベント賞)を受賞した企画『バナナVSピーチ』から、上原三由樹監督監督作品『雑音』、熊谷まどか監督作品『世の中はざらざらしている』の2作品がSKIP映画祭・短編部門のコンペティションにノミネートされた。

コンペティションは、2004年の第1回目から本映画祭のメインとして、次代を担うクリエイターを発掘・支援することを目的に開催しており、短編部門は国内からエンターテインメント性とデジタルの新たな表現の可能性を感じる作品を公募した。

昨年、長編部門で監督賞とSKIPシティアワードをダブル受賞した『チチを撮りに』に出演した渡辺真起子が、同作品で、第55回アジア太平洋映画祭-最優秀助演女優賞、3月、香港国際映画祭の一環として開催されている、第7回アジアン・フィルム・アワード-最優秀助演女優賞受賞し、 作品が、ベルリン映画祭、ジェネレーション部門へ正式招待を受けた事は記憶に新しい。

『雑音』、『世の中はざらざらしている』は、今週末8日から、新宿ケイズシネマにて1週間限定レイトショー公開。9日に『世の中はざらざらしている』に主演の近藤芳正、渡辺真起子が、11日には『雑音』主演の太賀が舞台挨拶に登壇する予定だ。

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa