情報解禁の度に「リアルタイム検索」(ヤフー株式会社)の「注目のキーワード」ベスト 10 のほとんどを占拠するほど注目を集めている超話題作『黒執事』。
主役には、5 月 26 日発売号の Cancam で「男が好きなイケメン」で 6 位、「生まれ変わったらなりたいイケメン」で堂々の 1 位を獲得し、同性からも一目置かれる水嶋ヒロを迎えた。また、ヒロインには、本作で【男装の麗人】を披露し、今までにない一面を見せ、大きな反響を呼んだ剛力彩芽によって実写・映画化された『黒執事』が先日クランプアップした。

撮影は、4 月 1 日から始まり、北九州、山口、など九州を中心に 5 月中旬までオールロケ撮影を敢行。
大ヒットコミックの映画化ということもあり、世界観の再現にはこだわりを見せている。水嶋ヒロ演じるセバスチャンの燕尾服は特注でデザインされ試行錯誤を繰り返し完成、主人である幻蜂汐璃(げんぽう しおり)(剛力彩芽)のリビングには、豪華なシャンデリアから、アンティークの家具、燭台(しょくだい)、高級食器などがセットされている。
今回3 年ぶりに俳優復帰を遂げた水嶋ヒロは、自身をシャープに見せる目的から体重を50キロ台に落とすまでの身体作りから、約4ヶ月間に及ぶアクション練習などを経て、アクションシーンを含む過酷な撮影に挑んだ。セバスチャン・ミカエリスは、知識・教養・品位・料理・武術・容姿、すべてにおいて完全無欠の悪魔の執事。水嶋は、その人間離れした動きを完璧に体現し、現場に訪れた取材陣からも「まさにセバスチャン」と感嘆の声があがった。
オリジナルキャラクターである、主人役・幻蜂汐璃(げんぽう しおり)を演じた剛力彩芽は初めての男装に挑戦している。巨大企業ファントム社の若き総帥にして、女王の密命を帯びるイギリス名門貴族の末裔。過去に壮絶な傷を持つ彼女が女としての人生を捨て、セバスチャンとともに世界を巻き込む怪事件を追う。

<水嶋ヒロ(執事 セバスチャン・ミカエリス役)>
1か月半に及ぶ久しぶりの撮影は、コツコツと地道に進んで行く、まるで登山をしているかのような感覚でした。無事撮影を終え、頂上に辿り着いた時と似たような達成感を味わっています。剛力さんが演じる汐璃はとても素敵で、発する言葉から滲み出る苦しみや悲しみを感じる度に鳥肌がたちました。とても輝いていて、その眩しさに少しでも近づけるようにと思いながら取り組んでいました。この作品には超一流のスタッフが集結しているし、皆さんに楽しんで頂ける素晴らしい作品に必ずなると信じています。20 代最後の、俳優として頑張る自分の姿が記録されている記念の作品でもありますし、これから公開が終わるまで、引き続き『黒執事』に力を注いでいきたいと思います。

<剛力彩芽(主人 幻蜂汐璃役)>
撮影が終わってしまって、とても寂しいです。撮影していた映像がすごく綺麗でしたので、これから CG なども加わりどういう画になるのか今からとても楽しみです。水嶋さん演じるセバスチャンは、完璧でスマートな役ですが、水嶋さんのお芝居も本当に完璧で、アクションの動きや手の動き一つ一つが綺麗で、この作品の見どころになると思います。私はついていくだけでしたが、本当に主演が水嶋さんでよかったです。

映画版オリジナルストーリー!! 2 人の監督で映画化!!

監督は『NANA』シリーズの大谷健太郎監督と、テレビアニメ「TIGER&BUNNY」、SMAP とのコラボレーションで話題になった NTT「GATCHAMAN」TVCF のさとうけいいち監督がタッグを組む。繊細な人物描写と高い演出力に定評のある大谷監督。文化庁メディア芸術祭や東京国際アニメフェア・アニメアワードなどで数々の賞を受賞、アニメファンに留まらず幅広い層に人気を得て、「タイバニ」(TIGER&BUNNY)現象を生んださとう監督。2 人の監督で、今までの日本映画で類をみない「黒執事」の独自的な世界観を贅沢に描く。
また、映画版では原作者の承認を得て、原作から約 130 年後の、西洋と東洋の文化が入り乱れたアジアの都市を舞台にした完全なオリジナルのストーリーとなっている。
配給はワーナー・ブラザース映画、制作プロダクションは C&I エンタテインメント。2014 年新春公開予定。

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執筆者

Yasuhiro Togawa