『ウォーターボーイズ』(2001)『スウィングガールズ』(2004)『ハッピーフライト』(2008)『ロボジー』(2012)と数々のヒット作を世に送り出してきた、日本で最も注目を集める映画監督の一人、矢口史靖(しのぶ)監督の最新作『WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去なあなあ日常〜』の製作が決定いたしました!

『ウォーターボーイズ』では男のシンクロ、『スウィングガールズ』では女子高生のビッグバンドジャズ、『ハッピーフライト』では今まで見たこともない航空業界の裏側を面白おかしく描き、『ロボジー』ではなんとロボットに入ったおじいちゃんが大活躍!! これまでユニークなテーマに目をつけ、日本中に笑いと感動を届けてきた矢口監督が次に選んだテーマは、なんと≪林業≫!! 2009年に発売され、2010年度本屋大賞第4位を獲得! あのスタジオジブリの宮崎駿監督も絶賛! シリーズ累計発行部数33万部を超える、三浦しをんのベストセラー小説「神去なあなあ日常」を原作に、矢口監督が丹念な取材の成果を加味して脚本を起こし、矢口ワールド全開!誰も見たことの無い
“青春林業エンタテインメント”が誕生します!

本作は、矢口監督初の「原作モノ」。プロデューサーから提案されて原作を読み、どうしてもビジュアルで見たいと思ったといいます。CGもほとんど使わずに、迫力ある映像を撮りたい、と意気込みをみせています。
森で働くことに青春をかける一人の若者の成長物語を軸に、ユニークでコミカルなシーンに笑い、ダイナミックでワイルドなクライマックスに手に汗握り、人間と自然が織り成す温かな感動のエンディングに泣いて… 現代の閉塞感をぶっ飛ばし、“なあなあ”と生きていく勇気がふつふつと湧いてくる!! 100年愛されるエンタテインメント大作を目指します! 本作は6月上旬にクランクイン、7月下旬にクランクアップ予定。三重県・岐阜県を中心にオールロケで撮影をおこない、2014年全国東宝系公開となります。どうぞご期待ください!

キャスト&原作者 コメント
●染谷将太さん(平野勇気 役)
矢口監督は大好きな監督の一人でだったので今回ご一緒できてとても嬉しいです。
台本を読んで、矢口監督らしさの中にも新しさがあり、人情味を感じました。
勇気はピュアに思いっきり青春できる役なのでとてもワクワクしています。
伊藤英明さんとは『悪の教典』に続いての共演、長澤まさみさんとは初めての共演ですが非常に楽しみです。
林業も全く馴染みの無い世界で、チャレンジの多い初めてづくしの撮影になりますが、山で実際に生活して純粋に感じたものをそのまま伝えていけたらと思います。
そして、映画の神が降りてくるのを感じるように山の神が降りてくるのを感じたいです。

●長澤まさみさん(石井直紀 役)
矢口監督の作品はずっと大好きだったので、夢がかなって本当に嬉しいです。
いままでにないボーイッシュな役柄でバイクに乗るシーンもあるので頑張らないと。
伊藤英明さんとは私のデビュー作以来その後も何度か共演させて頂いていて、またご一緒できて嬉しいです。
染谷さんとは初共演ですが、出演作をいくつか拝見していて、とても力強い印象があります。
ご一緒できるのが今から楽しみです。彼のパワーに負けないよう頑張ります。

●伊藤英明さん(飯田ヨキ 役)
矢口監督は、是非ご一緒したい監督の一人だったので、今回矢口監督と初めてご一緒出来るということでとても楽しみです。
今までに演じてきた役にない、男の中の男的な役柄なので、矢口監督のもと男全開で演じ、思い出に残る夏にしたいです(笑)
また、主演の染谷くんとは『悪の教典』で共演し、素晴らしい役者だと思っていたので、また共演出来てうれしいです。

●監督・脚本:矢口史靖さん
昨年2月頃から取材を始め、林業作業を傍らでじっと観察し、林業の面白さ、携帯の電波も繋がらない田舎の凄さをたっぷりと体験してきました。
楽しいのはもちろん、今までにない“野趣”溢れるワイルドな映画にしたいと思います。
そして、最後にはものすごいクライマックスが…!! 是非お楽しみに! 僕も楽しみです。

●原作:三浦しをんさん
矢口史靖監督に映画化していただけることになり、とてもうれしく光栄です。
すごいキャスト・スタッフのかたが結集し、クライマックスシーンはなにやら大変なことになるとか!?
うわー、どうなっちゃうんだろう。楽しみにしております!
矢口監督が描く林業の世界、きっとみなさまにも、身近で魅力的なものと感じていただけると思います。
ご期待ください。

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa