映画『SHORT PEACE』大友克洋に「完璧！」と言わしめた衝撃のコラボビジュアル初公開！

『AKIRA』、『スチームボーイ』の大友克洋監督最新作『SHORT PEACE』と、国内外で活躍するコラージュアーティスト河村康輔、グラフィックデザイナー上杉季明によるコラボビジュアルが公開となった。

『SHORT PEACE』は、大友監督の9年ぶりとなる新作アニメ『火要鎮』を筆頭に、『FREEDOM』の森田修平監督による『九十九』、『鉄コン筋クリート』の安藤裕章監督による『ＧＡＭＢＯ』、ガンダムシリーズのメカデザイナーとして活躍するカトキハジメが初監督をつとめる『武器よさらば』、そして『アニマトリックス』の森本晃司によるオープニングアニメーションからなるオムニバスアニメ作品。

2012年に開催された「大友克洋GENGA展」でメインビジュアルを手掛け大友監督からの信頼を受ける河村が、オムニバス映画である『SHORT PEACE』を象徴するのにコラージュという手法がピッタリだという理由で再び大友作品のビジュアルを手掛けることになった。そして、河村のコラージュに彩色を施しポスターとして仕上げたのは、多くの大友作品のビジュアルデザインを手がけるマッハ55号の上杉季明。この二人のコラボにより『SHORT PEACE』の世界観を凝縮した衝撃のビジュアルが誕生した。

今回のコラボビジュアルについて河村は、「GENGA展のときとは違い、今回は5人の監督の作品をひとつにまとめて『SHORT PEACE』という大きなイメージを作らねばならず、それは全く新しい挑戦で凄く楽しかった。最終的に自分の中で今までに無かった新しい物が出来たと思う」と自信をのぞかせる。

完成したコラボビジュアルに対して大友監督は、「今回の二人によるデザインはシンプルで、かつ力強さがある。周りの余白の配分も緊張感があり、文字の置き方やデザインも完璧」と絶賛のコメントを寄せている。