9月28日(土)全国公開となる監督・園子温、主演・國村隼の映画『地獄でなぜ悪い』(配給キングレコード、ティ・ジョイ)の第一弾ティザーポスタービジュアルが解禁され、映倫審査によるレイティングが決定しました。

園子温監督最新作『地獄でなぜ悪い』まさかの<PG12>に決定!
キャスト全員血まみれ&目隠し必至の凄惨なバトルシーンを
コメディ(!?)と判断した映倫の英断に、映画業界も拍手!!
最新ポスタービジュアルが解禁!

絶賛放送中の連続テレビドラマ「みんな!エスパーだよ!」や、芸人デビューなど話題にことかかない園子温監督の最新映画『地獄でなぜ悪い』のレイティングが発表された。映画はまだ公には披露されておらず、特報映像のみがネット上にアップされているだけ。キャストのほとんどが刀を振り回し、ヤクザ抗争が舞台というだけあって、特報映像にコメントを寄せるユーザーからは、園監督らしい映像に期待がかかっている。そんな中、本作の映倫の審査がおり、製作&宣伝スタッフ&キャストも驚きの「PG12」に決定した!!
映画では、凄惨なバトルシーンもあれば、出演者のほとんどが血まみれになるので、映画関係者は「絶対にR15以上だと思った」と口を揃える。
映倫サイドが今回の判断をした決め手は、「全てのシークエンスがコメディの要素だと理解した」とのこと。
大ヒットコメディでもR15指定となった『TED』が、PG12にはならなかったことを考えると、過激なアクションシーン満載の園映画がまさかの「PG12」となった今回の判断は、まさに映倫の英断といえる!?

宣伝プロデューサー吉村知己 コメント
「R15必至だと思っていただけに驚きました。R15に指定されると、テレビ番組での紹介にも制限がでるし、若い世代に向けて宣伝でアプローチしにくくなり、どうしても宣伝としては不利になります。今回映倫の方が、この映画を「PG12」と判断したことは、映画界の歴史に残る(!?)英断ではないでしょうか。」

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執筆者

Yasuhiro Togawa