10月5日(土)公開、是枝裕和監督最新作、福山雅治主演映画『そして父になる』。先日発表された第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されることが決定し、是枝裕和監督は、『空気人形』(2009)以来、約4年振り、尾野真千子さんは、『殯の森』(2007)以来約6年振りのカンヌ国際映画祭参加となります。コンペティション部門は最高賞パルムドール他賞を競う部門であり、本年度の審査委員長はスティーヴン・スピルーバーグに決定。日本人監督の河瀬直美さんほか、ニコール・キッドマンさんやアン・リー監督らが審査員を務めることも話題となっています。15日より開催されているカンヌ映画祭では、監督を含むキャストらが公式イベントに参加する予定であり、受賞への期待も高まっています。そしてこの度、本作初の映像素材となります、特報が完成、そして劇中内の新画像(取り違えた子(自分たちと本当に血の繋がりがある子)の写真を見て二人が困惑する場面)が同時に到着いたしました。

特報内容
福山雅治が初めて父親役を演じることで話題となっている本作。妻役には尾野真千子、もう一組の夫婦役にはNHK大河ドラマ「龍馬伝」で福山さんと夫婦役を演じた真木よう子とプライベートでも親交の深いリリー・フランキーがキャスティングされています。人生の勝ち組だと思っていた男が、子供の取り違えという事故に巻き込まれたことで、苦しみながらも成長していく姿を福山雅治が熱演。優しい映像と音楽の中、血とは、愛とは、家族とは何かを問いかけてくる、心が揺さぶられる内容となっております。

特報::http://youtu.be/qaFJFfKvHPM

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執筆者

Yasuhiro Togawa