デジタルハリウッドでは、米国アカデミー賞公認、日本発・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」において、昨年に引き続き今年も「CGアニメーション部門 supported by デジタルハリウッド」を設置いたします。上映作品、スケジュール、審査員が決定しましたので、お知らせいたします。

3年目を迎える今年は、全147作品から、日本、オーストラリア、スペイン、ドイツ、アイルランド、イスラエルなどから集まった世界各国のCGショートフィルム、20本を上映いたします。CGだからこそ表現できる、世界基準のダイナミックでファンタジックな映画の世界をお楽しみいただけます。
審査員は、映画「のぼうの城」などの樋口真嗣(映画監督)氏、テレビをはじめ多方面で活躍するSHELLYさん、そしてデジタルハリウッド大学学長の杉山知之の3名です。
優秀賞は、6月9日(日)に明治神宮会館にて行われるアワードセレモニーにて発表され、賞金60万円が授与されます。

「CGアニメーション部門」は、 SSFF & ASIAとデジタルハリウッドがコラボレーションをし、世界トップレベルのCG作品を国内に紹介するとともに、日本から世界基準のCGクリエイターを発信していくことを目指し展開しています。デジタルハリウッドが主催するクリエイティブアワード、「DIGITAL FRONTIER GRAND PRIX 2013」の準グランプリ作品の「SHADOW CHALK」も上映いたします。

■SSFF & ASIA 2013 オフィシャルサイト : www.shortshorts.org

【SSFF & ASIA 2013 開催概要】
■名称:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2013
■主催:ショートショート実行委員会 / ショートショート アジア実行委員会
■日程・会場(詳細:http://www.shortshorts.org/2013/ja/info/schedule.php
5月23日(木)、24(金)、6月7日(金)、8(土)
*会場:東京スカイツリータウンスペース634
5月31日(金)、6月1日(土) オールナイト上映
*会場:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
6月1日(土)〜6月5日(水)
*会場:ラフォーレミュージアム原宿
6月6日(木)〜6月8日(土)
*会場:表参道ヒルズ スペース オー

■ナショナルツアー
6月1日(土)〜16日(日)(横浜開催)
*会場:ブリリア ショートショート シアター
 ※初夏、大阪での開催も予定
6月4日の“ショートフィルムの日”(日本記念日協会認定)は各会場すべてのプログラムを無料鑑賞できます。
<日程> 6月4日(火)
<会場> ラフォーレミュージアム原宿ブリリア ショートショート シアター(横浜会場)

■チケット販売に関して
チケットぴあ各店店舗ほか
前売券発売日:5月11日(土)※当日券は映画祭開催期間中、東京スカイツリータウン(スペース634)、ラフォーレミュージアム原宿、表参道ヒルズ スペースオー、ブリリア ショートショー トシアターの劇場窓口にて販売します。※オールナイト上映のTOHOシネマズ六本木ヒルズではご利用できません。

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CGアニメーション部門 supported by デジタルハリウッド 上映日程
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上映作品はA・B 2つのプログラムにて上映します。
【CG-A】
6月3日(月)  15:40〜17:30 会場:ラフォーレミュージアム原宿
6月8日(土)  15:00〜16:50 会場:ブリリア ショートショート シアター
6月14日(金) 12:50〜14:40 会場:ブリリア ショートショート シアター
【CG-B】
6月2日(日)  11:20〜13:10 会場:ラフォーレミュージアム原宿
6月7日(金)  17:10〜19:00 会場:ブリリア ショートショート シアター
6月12日(水) 12:50〜14:40 会場:ブリリア ショートショート シアター

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CGアニメーション部門 supported by デジタルハリウッドのみどころ
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<特別上映作品>
●元ピクサーのアニメーターによる、世界最大のCGカンファレンスSIGGRAPH、LAショートフェストなど海外映画祭各賞総なめの作品
「アルマ」(原題: ALMA)
監督:Rodrigo Blaas / スペイン / 5:30 / 2009
幼い少女アルマが、雪で覆われた街中を独りお散歩していると、道端のアンティークショップにとても気になるお人形が飾ってあった・・・。

●世界的に活躍するグループYMCKの音楽との融合
「8ビット」(原題:8BITS)
監督:Valere Amirault / Jean Delaunay/ Sarah Laufer/Benjamin Mattern/ フランス / 6:57 / 2010
ゲームの世界は非情である。何年経っても何も変わらない—勝った者だけが生き延びる。

<DIGITAL FRONTIER GRAND PRIX 2013 準グランプリ作品>
●「シャドウ チョーク / SHADOW CHALK」
監督:Yanlong Li / 日本 / 8:10 / 2012
仕事もできず学校でも優秀な学生ではない”L”ちゃんは、ストレスの影響で不思議な世界を作った。この世界では、魔法のチョークで描かれたものはすべて現実になる。”L”ちゃんはいったい何を描いただろうか。

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CGアニメーション部門 supported by デジタルハリウッド 審査員
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●樋口真嗣(映画監督)
1965年東京都生まれ。高校卒業後、自主制作映画団体DAICON-FILM(後のGAINAX)に参加。95年「ガメラ 大怪獣空中決戦」の特技監督を務め、日本アカデミー賞特別賞などを受賞。96年TVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズに絵コンテ、脚本で参加。
「ドラゴンヘッド」「CASSHERN」「NIN×NIN忍者ハットリくん The Movie」など、あらゆるジャンルで活躍する。05年初の長編監督作品「ローレライ」公開。その他の主な公開作品に、「日本沈没」(06年)、「隠し砦の三悪人」(08年)、「のぼうの城」(12年)など。

●SHELLY(タレント)
1984年5月11日生まれ、神奈川県出身。14歳の時にモデルとしてデビュー。テレビ東京「未来世紀ジパング〜沸騰現場の経済学〜」の司会を務める他、日本テレビ「ヒルナンデス!」、テレビ朝日「いきなり!黄金伝説。」、フジテレビ「SHELiCoの夜★活〜こんがりネェさんの大人買い〜」、NHK Eテレ「リトル・チャロ4〜英語で歩くニューヨーク〜」など各局のTV番組に出演。
明るいキャラクターとスマートなコメント力で主にバラエティ番組にひっぱりだこである。特技として日本酒のきき酒師の資格を持つ。

●杉山知之 (デジタルハリウッド大学 学長 )
1954年東京都生まれ。87年よりMITメディア・ラボ客員研究員として3年間活動。90年国際メディア研究財団・主任研究員、93年 日本大学短期大学部専任講師を経て、94年10月 デジタルハリウッド設立。2004年日本初の株式会社立「デジタルハリウッド大学院」を開学。
翌年、「デジタルハリウッド大学」を開学し、現在、同大学・大学院・スクールの学長を務めている。2011年9月、上海音楽学院(中国)との 合作学部「デジタルメディア芸術学院」を設立、同学院の学院長に就任。
福岡コンテンツ産業振興会議会長、内閣官房知的財産戦略本部コンテンツ強化専門調査会委員を務め、また「新日本様式」協議会、CG-ARTS協会、デジタルコンテンツ協会など多くの委員を歴任。99年度デジタルメディア協会AMDアワード・功労賞受賞。

■ショートショート フィルムフェスティバル & アジアについて

米国アカデミー賞公認、日本発・アジア最大級の国際短編映画祭。新しい映像ジャンルとして「ショートフィルム」を日本に紹介するため、米国俳優協会(SAG)の会員でもある俳優の別所哲也が、創立者として1999年に東京・原宿で誕生。初年度は映画「スターウォーズ」で有名なジョージ・ルーカス監督の学生時代のショートフィルムも6作品上映し、その後も毎年応援を頂いています。
2001年には「ショートショート フィルムフェスティバル(SSFF)」と名称を改め、2004年には米国アカデミー賞公認映画祭として認定されました。これにより、映画祭のグランプリ作品が、次年度のアカデミー賞短編部門のノミネート選考に入ることになり、日本からオスカー像を手にする若手が出現する可能性への架け橋ができました。

同年には当時の東京都知事、石原慎太郎氏の発案により、アジア発の新しい映像文化の発信、新進若手映像作家の育成目的からショートショート フィルムフェスティバル アジア(SSFF ASIA) を立ちあげ、現在はSSFFとSSFF ASIAという2つの映画祭が 「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」として同時開催されており、アジア最大級の国際短編映画祭へと成長しています。
2008年には、横浜みなとみらいにショートフィルム専門映画館、ブリリア ショートショート シアターを設立。映画祭としてはこれまでに延べ27万人を動員し、日本にショートフィルムを啓蒙する役割を果たすべくその活動領域を広げています。

http://www.dhw.co.jp/pr/release/2013/05/-20133cg-supported-by.html

執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa